さくの気ままブログ

語りたいことを語りまくるブログ。

ある自担のお話

お久しぶりです。さくです。ほんとはもっと明るい話題にしたかったんですけど、ある一件のおかげでちょっと暗いお話になりました。下書きで書いてるのもあるので近々。

一応言っときますが、担降りブロクではありません。言うなれば意見文みたいなやつです。思ったことを書き殴ったので不満に思う方もいるとは思いますが、読んでほしいと思って書きました。

本文から書き方が変わりますが、そこは気分なのであまり気にしないでください。

 

 とある自担のお話

つい先日、我が家にも赤い封筒が届いた。V6の名義で届いたそれは我が自担である岡田くんの結婚報告だった。まさかこんなタイミングで来るとは思わなかったが、恐らく彼なりに考えてサプライズのようにしたかったんだと思う。

最初に知ったのはTwitterだった。たまたまツイートが流れてきてそれを見て知った。

見た瞬間はえ?と思ったものの、会報の画像が添付されていた為、すぐ事実だと理解できた。確かに岡田准一は結婚したのだと。その時感じたのは嬉しさだった。結婚したんだやったー!と自分のことのように喜んだのを覚えている。子どもの話とかいつか聞けるようになるのかなとか色々考えて一人舞い上がっていた。

ここで読んだ人は少し疑問に思った人が多いかも知れない。舞い上がれるほど喜べることなの?と。私も他の方々の反応を見て少し不安になった。

これについて一応説明すると私は彼に恋愛感情をさっぱり抱いていない、俗にいう夢女子ではないのが主な要因かなと思っている。ちなみに夢女子というのはアイドルや俳優さんに恋する女の子の総称である。これはどこの界隈に限らずいるものだと思う。

これはあくまで私の偏見ではあるが、夢女子ではないと言う人もなんだかんだそれに近いものを抱いている人が多いのではないかと思っている。現に同じV6担で三宅くんが自担の姉は自担ではないが長野くんの結婚にショックを受けて泣いていた。恐らくそれは今回の件についても同じことが言えると思う。

その時の彼女が言っていたのは、長野くんの結婚は例えると仲のいい親戚のお兄さんが結婚してどこか遠くなってしまった感じだと言っていた。

アイドルが特定の人のものになってしまうというのは必ずしもいいことだけとは限らない。当然それをよく思わない人たちもいる。

今ある女子アイドルのほとんどは恋愛禁止を掲げ、それを破った者には厳しい対応が待っている。

AKBや乃木坂、ハロプロ等に所属するアイドルはその恋愛禁止に基づき、ほとんどが交際を匂わせることはしない。その純潔を卒業するまで守り抜き、誇りのようにしていた人も中にはいた。前のAKBの選抜総選挙においての結婚騒動も、起こした本人はすぐに卒業となった。そういったスキャンダルの厳しい対応は女子アイドルの特徴だとも言える。

では、男性アイドルはどうなのだろう。

男性アイドルはジャニーズやスターダスト等が主流だが、恋愛禁止というのは聞いたことがない。スターダストは分からないが、ジャニーズは文春などの目を潜り抜け、結婚した人が多くいる。V6はその中でも潜り抜けて結婚した人たちが多いグループだった。中でも先程から話題に出ている長野くんは発表される時までさっぱり分からなかったくらい隠し通してきた。ただ、今回の岡田くんの結婚には前々から色々な話が持ち上がっていたりしていたのでお世辞にも隠し通してきたとはいえないが、それでも数少ないゴールイン者であることは確かだ。ぜひ幸せになってもらいたいと思う。

女子アイドルとは違い、禁止にはしないけど歓迎はしないのが男性アイドルの特徴だと言えるだろう。

ここまで前置きが長ったらしくなってしまったが、今回私が言いたいのは恋愛禁止云々の話ではない。支離滅裂になってしまうかもしれないが、それでも読んでほしい。

昨日今日とTwitterを見ていて、やはり担降りする方をお見かけした。フォローしてる方も降りる人を見た。このタイミングというのもあったが、なにしろ指定配達がクリスマスだったということもあって地獄のクリスマスじゃんというツイートもあった。こういう諸々のことを考えると担降りというのがあるのも仕方ないし、それが現実だとも思う。

でも、今日あたりになって随分攻撃的なツイートを見かけるようになった。中には会報を燃やした画像を添付している人も見かけた。そしてだいたいそういう人は最近の彼について苦言を並べ立てている人がほとんどだった。

反響を呼んでいたある岡田担様のブログの中に、「アイドルの彼に愛されていなかった」という一文があった。その一言には彼の配慮の足りなさを感じさせた。彼からしたら善意からの行動だとしても、みんなが楽しく過ごすはずだったクリスマスを壊してしまったのは悪いことだ。それは自担だとしても容易に擁護できるレベルではない。それは会見までとはいかなくても謝罪してもおかしくはないと思う。少なくとも純粋に嫌な思いをした人がいるのも事実だからだ。その人が岡田准一という人に傾けていた思いは確かに強いものだし、否定できるものでもない。 

ただ、それに乗じてどんどん今の彼に対する文句が、たくさん飛び交うようになっていた。ダンスが手抜きとか、情が薄いとかそりゃあまあ色々と。

私は「The ONES」コンに参加して、目の前でパフォーマンスを見てきたし、WOWOWのライブ映像だって見たけど、どこにも不満を感じることはなかった。

これはあくまで私個人の意見だけど、今の彼に表現者として叩かれる落ち度はないと思う。

MCだって誰も傷つかなくて面白いものだった。楽しそうにメンバーと話す彼にたくさん笑わせてもらったし、ある一件のケリもV6がつけてくれた。

私には欠点は見えてないかもしれない。でも私は今の彼でも十分だ。

俳優業とアイドルを両立して頑張っている彼がここまで叩かれなきゃいけないのだと思うとすごく悲しくなった。今まで散々かっこいいとか可愛いとか言ってたくせに結婚した途端、あっさり手の平返されて叩かれるってどういうことなんだと。実際にはそうでないかも知れないが、私には確かにそう見えたのだ。

そういった批判だったり、色んな人の意見を見て、思ったことを書こうと思って、私は今このブログを書いている。だから、単刀直入に言わせてもらおう。

貴方達の目の前にいるその人をなんだと思っているのかと。

世間一般的に言えば彼は俳優でもあり、アイドルでもあり、芸能人である岡田准一だ。もちろん一般人とは違う世界に生きている。でも、たとえ生きる世界が違っても芸能人である前に彼は我々と同じ人間だ。ただテレビに出ているだけで私達一般人となんら変わりはない。だから時には傷付くことだってある。でも、傷付いたとしてもそれを言葉にできないのがアイドルという仕事だ。なにがあっても彼らは笑顔を見せねばならない。

そもそも、この機に乗じて感情的な批判を書いているのはどうなのか。まだ本人はともかくとして他のメンバーまで叩かれる筋合いはない。本人に悪いところがあったとしてもV6全体は悪くないのだ。

ヒーローが神様でないのと同じようにアイドルだって神様じゃない。

私達と同じように今を一生懸命に生きて仕事しているだけに過ぎないし、ましてや完璧でもない。ただ私達と同じだった彼ら、彼女らが誰かに夢や希望を届けられる魔法使いになっただけだ。そこにいるのは〈アイドルの岡田准一〉でもなければ〈俳優の岡田准一〉でもない。岡田准一という1人の人間だ。その人間がアイドルや俳優の仕事をしているに過ぎない。アイドルも俳優も仕事のひとつであって、生き物ではないから。

その彼の、彼らのプライベートに他人の私達が口を挟む筋合いなんてない。そもそも不倫疑惑だって嘘かもしれないのにそんなものいちいち引き合いに出してあーだこーだ言ったってしょうがない。嫌な気分になるだけだし、疲れるだけだ。本当の事情は本人達しか知らないし、私達が知る由もない。

アイドルは普通の幸せを求めることすら罪なのかと言われればみんなそうではないと言う人がほとんどだろう。女子アイドルと違い、ある一定のところに終わりがないからこそ、道のりは険しいがみんな恋愛がしたいし、結婚だってしたいのだ。それを止める権限は少なくともファンには持ち合わせていない。彼が決定したことを見守ることしかできないのが現実だ。今更どうこう言ったって結末は変わらない。ただ事実がそこに寝転がっているだけだ。

ファンが知っているのはあくまで彼の一面であって全てではないのだから。

私はファンみんなが平等に愛されるなんて正直無理な話だと思う。もっと言えばそんなことを望むのは傲慢なんじゃないかとも。みんな平等に、なんてそんなのよほど器用な人かそういうのが得意な人が出来るものであって、全員ができる訳じゃない。 きっと今までの行動が彼にとっては精一杯だった。それでファンが満足しなかったという話。

色々とやり方は悪かったけど、彼なりに最善の選択をして、普通の幸せを掴もうとした結果がこれなんだ。

 

それぞれが持つ『愛情』の定義は分からないが、アイドルという存在に直接の見返りを求めるのはまずいんじゃないかと思った。 

必ず返ってくるかも分からないそれに期待したってこっちが無駄に疲弊するだけだ。

所詮は生産者と消費者の関係であって、そこに私たちが普通浮かべるような『愛情』は存在しない。ファンはアイドルがつくる夢を買い、アイドルはファンから得る資金で夢を提供する。その関係の枠組みから抜けられることは恐らくほぼ不可能と言ってもいいだろう。遭遇することや、コンサートで目の前を通ることはあったとしても、友達になるとかそういうのはもっと前からの付き合いとかよっぽどのきっかけがない限り難しい。

みんなの言う『愛情』を私はよく理解できないが、それを求めすぎればいずれ自分を傷付けることになるような気もする。

アイドルという群像に感情移入し過ぎれば、いいことだってあるけれど、下手すればそれに首を締められることだってある。

ファンとしてアイドルを応援している筈なのに色々期待しすぎて自分を壊して、最終的にアイドルに自分を殺されるなんて笑えない。

でも、そうやって返ってくるかも分からない『愛情』に期待してしまうのも、ファンというものなのかもしれないなとも思う。

 

別に今回の件をファンなら絶対飲み込めとも思わないし、擁護してほしいとも思わない。

無理なら無理で距離を置けばいいし、飲み込めそうなら時間をかけてゆっくり飲み込んで前に進めばいい。好きでいるいないはその人の自由だ。Twitterはてブロもそう言ったもやもやとした感情を文にして昇華させ、吐き出すことができる場だから、どうしてもモヤモヤするなら私や他の人達のように文章に起こしてみるといい。きっとすっきりすると思う。ただ、だからと言ってなんでも書いてもいいという訳でもない。常識と節度は考えて書いてほしい。できれば誰が読んでも嫌な思いをしないのがベストだ。ただ、書いた人の意見に納得出来ないからって攻撃するのだけは絶対にやめてほしい。それはその人の意見であって、それを本人を傷付けてまで取り下げさせる必要はない。攻撃するくらいなら自分の意見を書いた方がまだ害はない筈だ。

それと、そのブロクだけでその人の印象を決めてしまうのも、正直やめてほしい。それは書いた人の主観であって、個人の見方は違うから。

今回の一件で悲しんだ人も、怒った人も、喜んだ人もいるだろう。誰がどう思おうとそれは全然悪いことではないし、罰されることもない。むしろ考えが違うなんて当たり前だ。人間みんな考えは違う。どう思うのも考えるのもその人次第。誰も指図できるものではない。

でも、結婚を純粋に祝っている人がいるのも考えてほしい。ショックでも頑張って飲み込んで見守ろうと決めた人達がいることも。

こんな時に彼だけでなく他のメンバーやグループに対する愚痴なんて誰が見たいなんて思うか。そこまで愚痴を言いたいならせめて鍵垢で仲間同士で言ってくれ。こっちはそんな愚痴なんか目に入れたくない。みんながみんな結婚を批判してる訳でもなければ岡田准一を批判してるわけじゃないんだ。その一面だけで人格まで決めつけて批難するのはやめてほしい。あたかも自担だけが悪者扱いされるなんてたまったもんじゃない。好きな人を悪者にされていい気分がする奴なんてよっぽどじゃない限りいないから。できれば、裏垢なり作って言うとしても、全否定だけはやめてほしいけど。

それでもV6が、彼が気に入らないなら見るのをやめたほうがいい。ジャニーズもそうだし、それ以外にも素敵な人達が、グループがいる。そこで自分に合うグループを探した方がよっぽどマシだと思う。その方が幸せだし楽しいはずだ。苦しむくらいなら距離を取ったほうがいい。それでしばらく離れて、ふと見返した時、「あの頃よりよくなったな」と思ったら戻ってくればいい。誰をどう応援するかは自分次第なのだから。

この世には素敵なものがたくさん散らばっている。そこから自分に合うものを見つけて付き合っていけばいい。アイドルを応援するというのもその一部に過ぎない。

 

できるなら、早くこの騒動が落ち着いて、苦しんでいる人達が早く解放されることを願っている。

 

V6と岡田准一とそのファンに幸あれ!