宇宙sixと林さんの話
林翔太が宇宙sixを脱退した。外出中の私は電話の向こう側で今にも泣き出しそうになっている姉からその話を聞いた。どこかのグループから脱退する人がいるという噂は飛び交っていたけど、まさか林さんだとは夢にも思っていなかった。誰もしないもんだと信じて疑っていなかったから。すごくショックだった。オリジナル曲を頂いて、後々6人バージョンが発表されるだろうなと呑気に思っていた矢先の脱退。
ブログを通じて本人の口から聞けたことはありがたいけど、それでもショックだった。
まだ宇宙sixになって2年も経ってないのに。なんでいなくなってしまうの。
怒りよりも寂しさの方が強かった。もっと6人でたくさんのことをしてほしかったのに。
私が宇宙six、ひいてはThey武道を知るきっかけとなったのはすべて林さんだった。
Jr.担になって、宇宙sixの名前はだけは知っていた。その中に林さんがいることも。すべてのきっかけは2016年の滝沢歌舞伎に遡るのだが、そこでV6の三宅くんとSnowManの佐久間くんと踊っていた林さんを見たことが、林さんとの出会いだった。姉が櫻井担であることもあり、嵐のライブDVDはわりとある方だったのでいつも林さんを見つけていた。
あっ、林くんだ!みたいな。その頃はThey武道のことも知っていて、Jr.担になる頃には彼らのブログもちょいちょい覗いていた。
宇宙sixにどハマりすることになったのは去年に出たヘアカタログを見て。そこにめちゃくちゃかっこよく映る目黒くんにハマった。そこは普通林さんでしょ、と思うかもしれないがSnowManでもきっかけは佐久間くんだったのに自担は宮舘くんなので今回もそのケース。すまん林さん((
2017年に出たヘアカタログで宇宙sixかっけー!となって本格的に興味を持ち始めた。
グループを紹介するはてなブログがなかったのでGoogle先生やTwitterで少ししかない情報を見てこんな人たちなんだーと知っていった。大体の把握だけどそれでも楽しかった。
そしてもっと大好きになったのがこの前の湾岸。私はどこの公演も参加することができなかったので情報局の動画を見た。
えっ、宇宙sixめちゃくちゃ最高・・・
びっくりした。とにかくびっくりした。初めて6人での声を聞いたけど嵐やV6のような調和を感じた。誰が突き抜けて、ではなくみんなの声が混ざってハーモニーを奏でていた。
この時、りょうちゃんと原くんのソロがなかったことが悔やまれる。なぜ2人のソロパートを流さない。私の聞き逃しならまだいいが、本当にないのはおかしい。
あと幸大くんの歌がめちゃくちゃ上手くてビビった。宇宙sixは歌姫が2人もいるのかと。
林さんは安定のうまさだった。さすが大野さんのバックにつく人だと。
尺が短いことが一番不服だった。きっと他の方々も思ったんじゃなかろうか。この動画はSixTONESとLove−tuneのも一緒だったのだがここがメインになってるのが不服だった。
DDなのでSixTONESもLove−tuneも好きなのだがそれでも嫌だった。こんないいパフォーマンスにこんな尺しか使われないなんて勿体なさすぎる。
こんなことならMADEと宇宙sixで一本にすればよかったじゃないかと。MADEも同じようにSnowManとTravis Japanが一緒だったため、尺が短めだった。2グループだったらもっと長い尺を使えたはず。あとJr.dex。あんないい番組だったのに宇宙sixとMADEはラストだけ、しかも全員揃わないって・・・ 事務所はもっと宇宙sixとMADEを推してくれよ!!頼むよ!!いい子達なんだー!
このままだと事務所への不満でブログが終わりそうなので割愛するが、とにかく宇宙sixは最高のグループだ。とても出来て1年ちょっとのグループとは思えない完成度。それぞれが持つ高い実力。こんなにたくさん武器を持ってるのに生かせないなんてもったいない。
今のJr.グループはどこも高い実力を持っていると思う。歌も踊りもど下手くそな人なんていないし、演技だって上手い子が多い。ここまで力があるのにデビューできないなんて。
しかもグループによって扱いの差があるとかふざけてるとしか言いようがない。
何年も下積みを積んで力をつけてきた子達が真っ当に評価されないなんて馬鹿げてる。
でも無力な私には要望を送ることしかできない。今すぐ状況を変えるようなことができないのがもどかしくてしょうがない。
宇宙sixにもっとステージがほしい。チャンスが欲しい。
そう思っていた頃、始まったのがスクアッドだった。初めて6人で出る外部舞台。仕事の都合上、林さんは声だけだったが、それでも最高の舞台を作り上げようと稽古に打ちこんだことだろう。うっかり申込日を過ぎたせいとJr.祭りが被ったせいでスクアッドを観劇することはできなかったが、グッズの購入に向かった。(こういう時、学生であることが悔やまれる)林さん脱退の翌日の話だが、ちょっとでも彼らに利益がいけばという想いと、単純にストーリー把握がしたかったので台本をメインに購入しようと初めて新国立劇場がある初台まで1人で向かった。ジャニオタ歴が浅かったこともあり、劇場の中に入るのは初めてだった。チケットがない人への物販は開演から30分後。中のお花は見れるようだったので待ち時間の間に中でお花を眺めていた。そこで舞台俳優さんへの豪華なお花に驚きつつ、宇宙sixへのお花を見ているとここでは聞こえないはずの声がした。
ロビーにりょうちゃんの声がしたのだ。正確には反町の声だが。それを聞いてとにかくびっくりした。もしかしたら勘違いだったかもしれないがとにかく劇場内の声が聞こえてきた。のちにピンマイクなしでの演技だったことに死ぬほど驚いた。マジかよ・・・
演劇は素人の私でも音声だけでいい演技をしているんだろうなというのが分かった。
後に台本を購入して、聞こえてくる声を頼りに台本の場面を合わせて目で追った。そこで演劇というのは必ず台本通りのセリフを喋るわけではないというのを学んだ。
舞台俳優さん達はもちろん、宇宙sixもそれに劣らぬうまさだった。
このままでは最後まで居座りそうだと後ろ髪を引かれながらも劇場を後にした。本人たちが演じていることを想像しながら台本を読んだ。最高のストーリーだった。面白すぎて夢中になったら電車を乗り過ごしたぐらいには。この舞台に立たせてもらい、新曲までいただいた彼らは幸せ者だ。
あちこち話が逸れてしまったが、最終的な結論は宇宙six最高。これに尽きる。
もっと早く彼らの魅力に気付きたかった。早く出会いたかった。
今でもそう何度も思ってしまうくらいには彼らが大好きだ。林さんがいなくなって5人になってしまったけどそれでも好きだ。これからも『宇宙six』でいてほしい。身勝手だけど、いつでも林さんの帰れる場所でいてほしいから。名前を変えてしまったら、あたかも林さんは最初からいないようになってしまう。私はそう感じるからできるなら改名しないでほしい。『six』ではなくなってしまったけど、ずっとこの名前を持っていてほしい。
たとえ道を違えても彼らが同じグループだったことは紛れもない事実だ。
私は今でも林さんは宇宙sixの一員だと思っている。屁理屈だけど事務所は同じだし、やってることは違くても、いる場所は同じだから。彼らは仲間で、戦友のままだ。
これからも宇宙sixのことを応援したいと思っている。俳優の道を歩み出した林さんも。
宇宙sixにはデビューして有名になってほしいし、林さんには生田斗真くんや風間俊介くんみたいに有名になってほしい。そのダンスを、歌を生かせる舞台に出てほしい。
彼が脱退してすぐ決まった仕事がミュージカルでほんとよかった。これからも林さんは歌ってくれるんだと思って安心した。都合があったら観劇しに行きたい。
今も、これからも、私は宇宙sixと林翔太が大好きだ!
まだまだ未熟だけど、私も少しでも彼らの力になりたいと思う。