さくの気ままブログ

語りたいことを語りまくるブログ。

拝啓、チフンくんへ

チフンくんへ

知らせを聞きました。グループから離れるそうですね。界隈は裏で揉めただの、女絡みがどうだのごちゃごちゃ言ってました。界隈に疎い、というか事情があって疎くなってしまう私は4月からあんなにマメに更新してくれていたTwitterの更新がないことにも気が付いていませんでした。いつから先の事が決まっていたのかも分かりません。皆が異変に気付いていたのかさえ、私のTLには流れて来ませんでした。

こんなどうしようもないオタクでごめんね。

でも私は君が言った言葉しか信じません。例えどれだけ外野が君のことを揶揄したって、私は君が普通の男の子だと信じています。盲目的かもしれないけど、私らしい推し方はこうだと思っています。

アイドルとはいえ、人間で、男の子だから恋愛したくなる気持ちも分かります。隠すのがプロだとしても、完全に隠すのは無理だからバレたって気にしません。お付き合いしたらお祝いだってします。だっておめでたいことだから。

自分が身の回りの人にするように、君にもやってあげたかった。

でも、それには少し時間が足りなかったかもしれませんね。

君と出会ったのはちょうど2年前の今頃でした。ロキンで一生懸命新人らしく頑張る君たちを見て、私はTOOを好きになりました。

ぎこちなく自己紹介する君を見て、デンジさんにツッこまれてた時のぎこちない笑顔を見て、かっこいいパフォーマンスを見て、頻繁なTwitterのやりとり。私はチェチフンという人が好きになりました。

暑い夏から長い冬を経て、名前がTO1になっても君のことが好きでした。無表情なんか?ってくらい変わらない表情の可愛いセルカ。誕生日のメンバーへの長文のメッセージ。独特の雰囲気を持つラップ、心が暖まるようなボーカル、ちょっぴり苦手なダンス。全てが大好きです。

去年の11月にカムバして、ウンギが活動休止に入って、もうすぐKCONという時の知らせでした。私は呑気にウンギも帰ってきて10人でカムバするんだと信じていました。

そんな中でのこの知らせでした。正直、少し別グループに関心が寄っていたとはいえショックでした。所用で家族で出掛けていなければ正気が保てなかったかもしれません。

君とヨントンしたかった、サイン会で会いたかった、コンサートで交流したかった、日本にまたTO1として遊びに来て欲しかった。

未練はいくらでもあります。でも、それを並べ立てて、君を責めても、何も進まないと分かっているからただ君の新しい船出を見守ります。

創るのが大好きな君だから、SoundCloudもまた動かしてくれるかな?Instagramも出来たりする?TikTokとかもするのかな。私は君がしたい場所で表現できるならどこでだって追います。コンビ推しとして、チャンくんと一緒にいて欲しかったというワガママもあるけど、2人は2人の人生を生きるべきだから。

例えこの子がアイドルとしてどんな罪を犯したって、私は許します。人間だから、失敗することはある。チフンくんが、アイドルじゃなくなっても、ずっとずっと大好きです。

だから、今だけ、ちょっとだけ、TO1のチフンだった時のことを懐古させてください。

ちょっとだけ、泣く時間を、受け止める時間を下さい。TO1は守るから、君がいなくても、残った子たちは守るから、どうか自由に羽ばたいて欲しい。心配しないで。長男だから?大丈夫、ドンゴンさんは案外頼りがいのある男だよ。チャンくんもいるから心配しないで。

私はチフンくんもTO1も大好きです。

短くてごめんなさい。韓国語で書けなくてごめんなさい。でも、君を愛しています。

치훈오빠,영원히 사랑해요. 앞로도,사랑하다.

2022.4.30                                                   桜楽

私とIZ*ONE

どうも桜楽です。今回は前回のブログの続き…ではなく、少し違う話になります。短い話ですが、お付き合いください。

 

IZ*ONEが、2021年4月をもって活動を終了することが大元のMnetから発表されました。

2018年、produce48からデビューした彼女たちは、様々な困難に揉まれながらも、多くの人に愛され活動を行ってきました。

一時は存続すら危ぶまれましたが、復活を遂げ、なんとか最後まで走り切ろうとしています。

記事を書いていてなんなのですが、私はずっと本気でIZ*ONEを追っていたわけではありませんでした。姉がAKBの推しである宮脇さんが参加したことでIZ*ONEを知り、そこでチェヨンさんに出会ったことからK-POPのアイドル(この時はまだ女子だけ)にハマったことで彼女たちを知ることになりました。

正直、その時の私のK-POPのイメージは偏見だらけでした。整形してるだとか、どうせ歌もダンスも大したことないだとか、そんなことばかり思っていました。その頃はジャニーズとハロプロが主だったので日本のものの方がいいとばかり思っていました。(これは個人的なものですが世間の流行りに乗りたくないという気持ちもありました)

本気で追っていたわけではないですが、姉と共に見守ってはいました。デビュー曲の「La Vie en Rose」を初めて見た時、予想と全然違くて驚きました。12人の可憐な少女たちが美しい衣装を纏って歌い踊る姿は私が持っていたK-POPへの偏見を消しました。ただ、言語の壁が大きかったことと、偏見を取り払った“だけ”で終わってしまったが為に、私が本気でIZ*ONEを追うことは、K-POPを好きになることはありませんでした。ですが、姉が毎日口ずさむ曲を聞いてこれもIZ*ONEの曲なのかなぁ?と思いながら過ごしていました。後にIZ*ONEだけじゃなく違うグループも聴き始めた姉でしたが、私はそれに続くことはありませんでした。やはり言語の壁が大きく、歌詞を理解できないことと知らない言語の曲を聞くことへの抵抗がまだあったからです。produce48でやっていた「Rumor」を聞いて、へぇいいメロディーだなとは思いつつもやっぱり韓国語だし……とイマイチ興味に欠けていました。名前も読めないし、でもダンスとかは素敵だけどな〜と思いながらしばらく過ごしていました。歌が上手くて大人っぽい人が好きなので私はIZ*ONEではウンビさんが好きです。

特に2019年は口ずさむ曲でK-POPを聞いていましたが、姉は韓国語がちっともできないので発音はめちゃくちゃなので分かるのはメロディーだけ。自分から調べることもなく、このままただIZ*ONEを知ってるだけで終わるんだろうなと思っていました。 

ですが、年が明けた2020年にSUPERJUNIORとの出会いから全てが変わります。これは別記事で詳しいことを載せています。ここでK-POPと深く関わることになった私がまずしたことは韓国語の勉強でした。あれから1年経った今は簡単な文章は理解することができるようになりました。でも、もっと勉強してもっとできるようになりたいな〜と思っています。

勉強してから変わったことと言えば、韓国語に抵抗がなくなったことです。そりゃそうだろうという話なのですが、実はハングルがちっとも分からなかった、というよりは文章として理解していなかった時に見ていたスジュやイトゥクさんの動画を全く理解できなかったのです。イトゥクさんメインの動画ならシムクン(イトゥクさん家の飼い犬)が動いて、イトゥクさんが動いて、としている動作などで察するしかなく詳しいことは何も理解出来ていませんでした。今も本当に簡単なことしかまだ分からないのですが、それでも前よりはずっと分かるようになったので聞きやすくなりました。(NCT、ひいてはWay Vにハマってからは中国語にぶち当たっていますが…w)まだ完全では無いですがやっぱり言葉が分かる方がK-POPは楽しいなと思います。でもその分勉強は大変なので、翻訳してくださる方々には頭が上がりません。

あとは、名前がはっきりと分かるようになりました。韓国はMCOUNTDOWNなんかでは歌詞の上に誰のパートかを明記してくれます。なので覚える時にはそれを見ることで「ああ、今はこの人なんだ」と把握することができました。

またK-POPに触れることで韓国の文化なんかにも触れて、たくさんのことを知ることができました。お互いの政治のせいで睨み合っているように思えてしまうけれど、本当はそんなことないんだと感じた瞬間でもありました。

近くとはいえ異国の地の言葉を一生懸命覚えようとしてくれる彼らが嬉しくて。その分私も学ばなきゃなと思います。推しの1人が自分の国の言葉を喋ってくれるをただ待つのではなく、自分も理解しようと学ぶ努力をするべきだと自国の言葉を喋ってもらおうとするファンにそう言った事がありました。それでハッとしたのです。私たちファンが彼らの言葉を理解したいように、彼らも私たちの言葉を理解したいから無い時間を割いて勉強するのだと。

勉強しない人が悪いとかそういう話ではなくて、お互いへの思いやりや礼儀があってこそVライブやインスタライブ、直播などでの交流が成り立つのだと思いました。

私が男性のアイドルにハマる中でもIZ*ONEはずっと頑張っていました。のんびり見守っていた私が特に気に入っているのは「幻想童話」です。美しい衣装に美しい歌詞、そして白鳥が羽ばたくようなサビの優雅さなど曲名の幻想童話の言葉が似合うような雰囲気の中に感じる強さが好きです。

I.O.Iにしても、WANNA-ONEにしても、X1にしても彼らの特性は必ずくる終わりにあると思います。制作側の不正により本格的に活動する前に解散になってしまったX1でしたが、最初で最後に出したデビューアルバムの表題の「Flash」はまさにその刹那さを表しているなと思いました。私がたくさんのグループに出会ったのはX1のおかげでもあります。不正は許されることではありませんが、このグループが最後まで活動するところを見たかったなぁと思うことはあります。今では最後まで進路が定まっていなかったドンピョくんも今月にデビューが決まり、X1だけなら全員の進路が確定することになりました。活動が続けられなかったのは残念ですが、各グループで魅せてくれることを期待ですね。

普通に結成されたグループにも終わりはあります。契約上の問題や売り上げの問題はもちろんのこと、続けられても加齢による肉体の衰えからの活動停止など、どんなに長く続けても全盛期のような活動はずっと続けられません。

特に女性は男性よりもずっと活動できる時間が限られてしまうので尚更です。 

どんなにファンが頑張っても、いつか終わりはくるものです。それをどれくらい延ばせるかという話になるわけです。

日本にはAKB系列はもちろん、ハロプロなど多くの女性アイドルグループは卒業と称した引退を行います。ですが、その分加入もある為、全体の活動そのものが打ち切られさえしなければグループそのものは内部の人間が入れ替えされながらも持続していきますが、韓国にはそれがありません。新メンバーの加入はあれど、それはグループそのものを半永久的に持続させるものではなく、契約期間を満了したりなどの理由でグループは簡単に解散します。余程のことがない限り、再結成はされません。

IZ*ONEは活動停止しますが、実質解散なのでもう動くことはありません。本人たちにその意思があっても事務所側が納得しない場合が多い為、一夜限りの復活も厳しい可能性の方が高いです。IZ*ONEが叶うなら他のグループでも見たいですしね。どこのグループもいつか再パフォーマンスができたらいいなと思います。

produceシリーズから選出されたメンバーでできたグループは必ず期間限定になります。

どのシリーズから出たグループも絶大な人気を誇りましたが、I.O.I、WANNA-ONEは無事期間を終えて惜しまれながらも解散し、それぞれ進路につきました。X1も望んだ活動はできなかったものの、それぞれの道を歩んでいます。 

IZ*ONEも、同じようにそうなるだけなのです。

予告されていたことが、予告通り起こるだけです。寂しいけれど、IZ*ONEは時を止めなければいけません。

恥ずかしながら、私がIZ*ONEの顔と名前を全員一致させたのはほんのつい最近のことでした。

名前がごっちゃになったりしながらもやっと全員の顔と名前が一致するようになりました。

デビュー当時のMVから今のMVを見ると皆綺麗になったなぁ、マンネライン(特にウォニョンちゃん)は大人になったなぁと感じるようになりました。

ハロプロではよく言われますが、卒業する前のメンバーは一際綺麗になります。

終わりの時が近いからこそ、今までで一番眩い輝きを放つのかもしれません。

きっと、その輝きが最高潮になるのは来るラストライブの時なのでしょう。

まだ垢抜けない少女たちが、美しい大人の女性になって旅立っていく。

私はずっと、IZ*ONEの出す表題曲に儚さを感じていました。花をイメージしたシリーズが続いたことや後に続く曲も童話を元にした曲が多いことからきているのかもしれません。

でも、彼女たちの持つ独自の“刹那さ”が、確かにそこにあるのに消えてしまいそうな儚さを出していたのだと私は思います。

シングルとして最新に出された「panorama」はその最後を意識したような1曲です。

その中の一番最後の歌詞、センターでありマンネのウォニョンちゃんの明るく可愛らしい歌声でこう歌われます。

「영원히 기억해 약속」

ああ、なんて美しくて素敵な歌詞なんだと思いました。この歌詞の意味は「永遠に覚えていて、約束よ」です。

貴女たちを愛した人たちは、これからも貴女たちを忘れることなんてないのに、忘れることなんてできないのに、それでも忘れないでね、約束よと言ってくれるのがどれだけ尊いものか。

なんて甘美な言葉なんだと聞いた時に思いました。しかもそれをIZ*ONEのキーパーソンとも言える子に歌わせるなんて。

きっと多くの人にとって大切な曲になる、そんな確信がありました。

最後を感じて悲しくなってしまうけれど、彼女たち自身から忘れないでねと言われることで彼女たちの物語はずっと消えないのです。変わらず確かにそこに存在し続ける。

情勢もあって生で会って見送ることは出来ませんが、その代わり国関係なく多くの人たちが環境さえあれば最後になるであろうコンサートを見ることができるので複雑ですね。私は姉と参加する予定です。

どうか最後の瞬間、12人が咲かせる美しい“華”が、多くの人に夢と希望を与えることと、これから先違う道を行く彼女たちが満足のいく活動をできることを願って。

輝かしい未来が、12人を待っていますように。

いつか、私たちこんなこともあったね。でも今も幸せだよと笑える日が来るように。

 

IZ*ONEが咲かせた花は、一生消えることはない。枯れないまま、永遠にその美しい色を保ったまま、誰かの夢のきっかけになっていく。

 

 

お互いのここがいい!日韓アイドルの違い(前編)

お久しぶりです。桜楽です。前回の更新から約4ヶ月ほど。いかがおすごしだったでしょうか。私は相変わらずですが、ここ1年で環境は大きく変わったのではないのでしょうか。
さて、実は私がK-POPアイドルにハマってからもうすぐ1年が経ちます。1年というものはあっという間ですね。年を重ねるごとにどんどん早く過ぎるように感じます。
そこで、私が1年で感じたK-POPアイドルとJ-POPアイドルの違いについてブログを書きたいと思います。どこかの誰かがもしJ-POPアイドルからK-POPアイドルにハマったり、逆にK-POPアイドルからJ-POPアイドルにハマった人だったり、はたまたなんとなくでもこの記事を読んで楽しんでくだされば幸いです。
今回は大きく分けて6つの項目に分けて語っていきたいと思います。長くなったので前半2つ、中2つ、後半2つでお送りいたします。よければ最後までお付き合いください。なお、私の守備範囲が偏っているので、全ての情報が正しい確証はありません。あくまでも全体の雰囲気を感じていただければと思います。今回は男性のアイドルを主軸にしています。(特に日本のアイドルはほぼジャニーズしか通っていないのでジャニーズのデータが主になります。それでもなるべく公平になるようにしています。)私の主観ですので、ぜひどちらにも触れてみて、ご自身での良さを見つけて欲しいなと思います。
※この記事はどちらかがいいと言う記事ではなく、両方にいいところも悪いところもあるけど最高だよね、言う記事になります。ご了承ください。

 

1 グループの構造など

まずは人数から。日本のアイドルは大体2~11人が基本ですね。ジャニーズはデビューしたグループは最大10人のHey! Say! JUMPでした。ジャニーズ以外ならラポネのJO1は11人です。最小はKinKi Kidsの2人ですね。こう考えると意外と幅広いのが分かります。
では韓国の方はどうでしょう。こちらは2~13人。例外としてNCTの23人がありますが、これは増員してった結果の人数なのでデビューする基準の人数ではないと思います。
最大の13人はSEVENTEEN最小の2人は東方神起です。聞いたことある!って人も多いんじゃないでしょうか。韓国のグループは比較的5人以上で結成されることが多いです。
最初から2人というグループは聞いたことがありません。先程名前の挙がった東方神起も元は5人だったのが紆余曲折あって2人になったので初期人数は5人でした。
韓国のアイドルの方が比較的人数を多く必要とするのはダンスの為に必要なのかなと考えています。日本が少ない人数でやっていけるのはダンスの仕方が韓国と大きく違うからだと思います。この部分については後の項目でもう少し話したいと思います。

 

次は役割ですね。日本はWikipediaのような媒体に明記されるのはリーダーくらいだと思います。あとは雑誌やニュースなんかに載るのはインテリだったりアニメキャラなどではないでしょうか。後者は特にグループとして活動が始まってから決まることが多いですよね。意外と最初から決まっている役割は少ない印象があります。このいわゆるキャラ付けのようなものが認知されるのには意外ときっかけになったりします。
メインボーカルやメインダンサーの役割を持つ人もいますが、明確な役割としてWikipediaなどの媒体には載りません。ファンからそう呼ばれることが多い気がします。
ただ、はっきり目に見えるようになっていないというだけで誰がフェイクをやったりするかは大体固定なので実はちゃんと決まっているのかもしれませんね。
固定のリーダーがいないグループも少なくなく、誰かに指示されてやるというよりは自分から率先して役割を見つけているような気がします。
韓国の方はというと、細分化されています。各グループに必ずリーダーがいますし、グループによっては歌、ダンス、ラップとリーダーが決まっていたりします。また誰がどこのパートを担当するかも明文化されていて、それによって歌割りやダンスのポジションが大きく変わります。もちろんこれは上の人間が適当に割り振っているわけではなく、本人達の得意分野に合わせて役割が割り振られます。メイン、リード、サブとそれぞれ決まっています。
どこに配置されているかによってはパートが大きく変わってくるのでとても大事です。

 

次は年齢、また上下関係について。日本ではおそらく最大は11歳差あります。ここ近年で活動しているグループは多かれ少なかれ年齢差が開いていると思います。ですが、大きな特徴としては年齢が離れていても公の場以外では○○さんといった敬称をつけないところと敬語を使わないところだと思います。ニックネームや呼び捨てで呼ぶことも少なくありません。ただ、これはグループ内に限った話であり、グループに所属していないJr.や練習生の場合は歴が長い人が優先になる傾向があります。これはジャニーズの例ですが、デビューした順番は早くても、相手がJr.から数えると先輩の場合は敬称をつける印象があります。
なんだか不思議な関係ですが、あまり表立った上下はありません。あったとしても時間経過と共に薄れていくことがほとんどです。
一方、韓国では、最大は10歳差のようです。メンバーが多いところでは年齢が同じ子が多くいますが、極端に大きく開くことはないようです。また大きな特徴として、グループ内でも年上には一般的に敬語を使います。また基本呼び捨てにはしないというのもあります。
これは韓国という国自体の文化が大きく影響しています。韓国は年上の人に対し敬うことが大切だとされています。なので、1歳でも年上であれば先輩として敬語を使います。
年下の人が親しい年上の人を呼ぶとき、ヒョンとよく呼びます。ヒョンとは日本語で兄を指す言葉で、○○兄さんと呼んでいることになります。逆に年上から年下を呼ぶときは下の名前を呼び捨てです。韓国は名字の種類があまりないので同性の人が多いので名字だけで人を呼ぶことはありません。フルネームか下の名前です。
敬語だと距離が遠くなるのでは?と思うかも知れませんが、案外そうでもなく、時々ため口を混ぜて喋ることもあります。日本でも韓国でもワイワイ喋ることはだいたい同じです。
また、国籍については韓国の方が実はバラバラだったりします。K-POPの世界進出の影響かタイや中国、離れた場所だとアメリカやニュージーランドなどの出身の子たちが多くいます。特に最近のグループは多国籍化が進んでいるようです。日本人の活躍もよく耳にしますよね。2000年代の第一次K-POPブームの世代だった人たちや、今のブームの世代の人たちがK-POPアイドルに憧れて韓国に飛ぶ人も少なくありません。前よりも韓国の存在が身近になったからこそ、憧れる人が多いのでしょうね。
日本でもこれから多くの人が誰かに夢を与える人がもっと出てきて欲しいなと思います。日本のアイドルもやれるんだぞ、ってことを世界に示して欲しいですね。


日本ではポピュラーなメンバーカラー文化。決まってないグループの方が少ないんじゃないかというくらい浸透していますよね。一人一人に色が決まっているので日常生活でも自然と推しの色を選んでいる人も多いのではないでしょうか。気付いたら身の回りのものが推しのメンカラ1色だった……なんてこともザラです。
ですが韓国のアイドルにはメンバーカラーがほとんどありません。一部のグループには存在していますが、グループによっては色ではなく、超能力の設定や、属性などが決まっています。

(ただ、こういう特殊な設定は時間経過と共に使われなくなってしまうパターンもあります)メンバーカラーがあるグループは人数の問題からとてもカラフルになっているようです。メンバーカラーがないグループには大体グループカラーが存在します。赤や青、緑といった定番の色から、パールアクアグリーン、ネイビーなどの色もあります。また複数カラーがあったり、グループ特有の名前の色もあります。


最後は契約について。日本は特に契約年数は決まっていませんが、韓国は最初は7年と決まっています。7年を越した後は毎年契約更新をするんだそうです。
この7年契約のことを、「魔の7年契約」と言う人がいます。なぜそんな物騒な名称がついたかというと、この7年の壁を越えられるグループが少ないからです。
メンバーが事務所を移籍したり、解散してしまったりとメンバーが全員残っていることがとても少ないのです。特に俳優活動が盛んな人は契約更新の時やその前に離脱してしまうことが多いので、メンバーが誰も欠けないということがとても難しいのです。
メンバーが誰も欠けないというのは日本でも難しいですが、韓国は常にこの契約更新に心構えをしていないといけません。その為、10年以上活動できるグループはほんの一握りです。20年活動しているグループも存在していますが、いまのところ1グループしか出てきませんでした。日本では20周年を超えたグループはいくつか存在します。ですが、多くは活動休止や解散になっています。ジャニーズの界隈では「魔の7年契約」ならぬ、「魔の24周年」なんて言葉があります。これを越える事ができたのは今年26周年を迎えるV6のみで、今年に24周年を迎えるのはKinKiKidsです。卒業制度がない為、長く続きますが、その分上が詰まってしまうという欠点があります。古参のグループほど続けば嬉しいですが、その分後輩がデビューできなくなってしまうので難しいところです。

また活動形態の大きな違いとして兵役の有無があります。韓国には兵役の義務があるため、遅くても30歳までには兵役に行かなければなりません。なので大体27歳を過ぎた頃には活動を一旦休止し、兵役に行きます。

普通の兵役は1年半ですが、社会服務要員という役割につくと少し伸びて2年になります。この役割は主に身体面や精神面において一定を基準を満たせない場合に配置されます。多くは怪我での後遺症や精神病にかかってしまった人などがここに配置されるそうです。基本的に戦地に出向いたりすることはなく、公務員の仕事をします。実は一見五体満足そうに見えるアイドル達ですが、実は知らず知らずのうちに体を痛めていることが多く、適性審査の結果、社会服務要員になることがあります。なのでちゃんと1年半の兵役に行ける人が多いというわけではないのです。
ですが、現在ではギリギリまで兵役に行かない人も出てきたり、兵役の限界を延ばしてほしいなんて事務所もいたりして、なかなか難しい問題でもあります。
この兵役があることで、多くのグループが一時停止したり、勢いが落ちたりしてしまうのですが、多いのがファンの移り変わりです。兵役中のグループが止まっている間にも新人のグループがデビューしていくので移っていく人が多いそうです。ですが、日本のファンは兵役など関係なく、長く応援する人が多いんだとか。一途な人が多いんですね。

 

2 音楽活動について

ここからは音楽活動についてです。日本と韓国ではパフォーマンスが大きく違います。
日本ではソロの他に2人以上のユニゾンが多く、サビの部分は全員で歌うことがほとんどです。サビをソロで歌うことはありません。

グループによってはラッパーがいるので、その場合はラップが途中で入ります。ですが、明確にポジションが決まっていなくても、得意な人がラップパートを請け負うこともあります。

グループによっては歌割りの偏りもありますが、基本的には全員にパートがあります。

ダンスも一曲通して全員が最初から最後までステージに残ります。また曲によってダンスの激しさや難易度も大きく違います。待機するところもしっかり振付として組み込まれているので、ハケません。フォーメーションの切り替えや振り付けを揃えながらも、個人がいい意味で癖のある踊り方をすることで曲に面白さを足していきます。一部のグループは前奏や間奏、ラスサビ前にアクロバットを入れたりします。

韓国では基本的にソロが多く、サビでも誰かがメインの上での全員でのパートが多いです。ですが、日本のように全員で歌うパートもあります。またサビに歌詞がない曲も最近多いです。

また、どこのグループにも必ずラッパーがいるため、ラップパートがあります。基本的に表題となる曲にはラップが含まれている曲がほとんどです。しかし、歌割の偏りがひどい場合もあり、ひどいとソロパートが一曲丸々ないなんてことも… 本人にとってもファンにとっても辛いですよね。
ダンスでは難易度の違いはあれどどのグループも激しいダンスが多く、ポジションもセンターの裏に被って見えないなんてことも。ですが、この被りもフォーメーションなどを綺麗に見せるために必要だったりするのです。

曲によっては移動すら激しいものもあるので、本当に体力勝負です。パフォーマンスがとてもハードなので四肢の強化はもちろん、心肺の機能を高めたり、現在の状況で衰えてしまわないようにトレーニングを行っている人もいます。

色んな努力があってできたこの綺麗で激しいダンスはとてもかっこよく魅了される人が多いのです。また、ここ最近では曲中で一旦舞台袖やステージの端にハケて、一部メンバーのみが踊っていることも珍しくありません。

曲の最初から最後まで全員が踊っている曲は最近の曲ではほとんど見たことがないです。
本当はもっと詳しいことを語りたいのですが、特にダンスの専門的知識がないので今回は割愛させていただきます。

CDを売る形態も大きく違います。日本では基本的にインストゥルメンタルを含めた3~9曲程度のCDをシングル11曲~15曲程度のCDをアルバムと言います。歌詞カードにアーティストの写真が使われていて、特にシングルは非常にコンパクトです。アルバムの方が写真の割合が多い感じがします。アルバムには前に出したシングルの曲が収録されることが多いです。年1でアルバムを出すところでは、先に出したシングルのコンセプトの大元になりそうなコンセプトのアルバムを作って売ることもあります。
また、PVや特別企画を収録したDVDが入っていることが特徴です。
韓国では5~7曲程度のCDをミニアルバム、10~13曲程度のCDをフルアルバム、1~2曲程度のCDをシングルと呼びます。シングルは最近はCDとしてではなくデジタルシングルとして音源配信するのがほとんどです。
韓国のCDの大きな特徴としてはまずその大きさです。CDは通常サイズですが。CDがCDケースに入っていることはほとんどなく、多くは冊子の最後に収納スペースがあったり、袋に包まれていることが多いです。歌詞カードも別にできており、それとは別に短い写真集のようなものが入っています。なのでミニアルバムにしろフルアルバムにしろサイズはとても大きいです。CDはおまけなのか…?と思いたくなるくらい、写真の冊子の存在感が凄いです。
また、DVDの特典はありませんが、メンバーのトレーディングカードが入っており、カードの大きさは基本どこも同じですが、少し大きかったり、丸かったりします。また、シールなんかが入っていることも多いです。
またミニアルバム、フルアルバム共に新曲のみ収録されます。古い曲は一切入りません。
CDを出す頻度は日本も韓国もそんなに変わらず、少なくて1回、多くて3回です。
次は音楽番組について。日本は定期的に放送される番組がだいたいが週末に固まっており、時期によっては大型番組があり、年末には紅白歌合戦があります。有名なのがMUSICステーション、通称Mステです。ですが、全てのグループが皆音楽番組に出られるわけではなく、一部分に限られてしまう場合もあります。なのでなかなかパフォーマンスをしているところが見られないということが起こることがあります。披露する部分もワンハーフ(おおまかに言えば1番とラスサビのみ)でフルバージョンで披露することはほとんどありせん。
ですが、フルでなくても聴き応えがあるように作られているのであんまり不満に思った人はいないのではないでしょうか。

韓国の場合は毎日何かしら音楽番組をやっています。その為、テレビでパフォーマンスをする期間が決まっており、多くて1ヶ月行います。ただ、新人のうちは後続活動(表題以外の曲を選抜して行う)を行うこともあるので1ヶ月以上になることもあります。
また披露する曲は必ずフルバージョンです。なので日本の音楽番組に出た時に尺の都合上でワンハーフになるとちょっと聴き応えがなくなったりします。最近はブームもあってかフルバージョンで披露させてくれるのが多いですね。
毎の期間のうちは毎日何かしらの音楽番組に出ています。(ただし、事情があって出れない番組が存在するグループもあります)ファンとしては期間のうちは毎日パフォーマンスが見られるのでとても嬉しいです。また番組特有の「チッケム」といういわゆるソロアングルをYouTubeに投稿してくれます。ちなみに番組内で放送したパフォーマンスもYouTubeにアップされるので海外のファンはそこからパフォーマンスを見ることがほとんどです。日本でもBSで契約をすれば一部の番組を見ることができます。
韓国の音楽番組は日本の音楽番組とは違い、ランキングが投票で決まります。CDの売り上げやMVの再生回数なども含まれますが、視聴者の投票も含まれます。番組で1位を取ることが多くのグループの目標です。1位が取れないと後々の活動に響くこともあるのでメンバーもそうですが、ファンも頑張ります。(1位が取れないということは売上がないということになるので、結果を残さないと活動を続けるのが難しくなる)

ただ、日本人を含めた外国人の投票は全体の割合からそこまで影響しないため、いかに韓国の人がファンになっているかで結果が左右されてしまう場合もあります。ただ、番組によっては人気のグループが出演していないのにランキングを独占してしまうなんてことも… もう少し平等に結果を出してほしいです。

 

次にメンバーの楽曲制作参加についてですが、日本ではアイドルが全てを1人でプロデュースすることはあまりありません。多くは作曲家さんやプロデューサーさんがつき、曲を作ってもらうことが多いです。振り付けも振付師さんにつけてもらうことが多い印象があります。
ですが、全てのプロデュースをする人がいないというだけで、作詞作曲ができる人はたくさんいます。作詞作曲した曲が表題に使われるケースもありますが、ほとんどはアルバムの収録曲になることが多いです。編曲家さんがついているのが多いです。珍しいですが、主に節目なんかにメンバー全員で作詞することもあります。
振り付けをする人もいて、それも表題や両A面に使われることがあります。
またジャニーズでは自分のグループだけでなく、後輩に振り付けを作る人も増えています。
前よりもアイドルが楽曲参加する人は増えていると思います。
韓国では「自作ドル」なんて言葉ができるほど楽曲制作に大きく関わる人がいます。有名なのは先程も名前が挙がったSEVENTEENです。デビューが2015年前後のグループには多く「自作ドル」がいますが、やはりここ最近のグループにも増えている傾向があります。

多くがプロの人との共同制作になりますが、大部分はメンバーが担当していることもあります。また、作詞だけ、作曲だけに参加する人もいます。
ですが、グループによっては全てプロの方に作ってもらうこともあります。
どっちも作詞作曲にしろ、振り付けにしろ、制作者らしさが全面に出ることが多いので見たり聞いたりするのが楽しいです。ぜひ、制作者の部分にも注目してみてくださいね。

 

次はソロ活動について。日本はグループに所属している人が表立ってソロ活動をすることはありません。多くはグループとしての活動が止まった後だったり、独立した人がほとんどです。ですが、グループ内のアルバムにソロ曲が入ることが多いです。テレビでは活動しませんが、主にライブでよく披露します。かっこいい曲から、切ないバラード、果てには癖の強い曲までメンバーによって様々です。ソロ曲を自身で作詞作曲したり、振り付けを作る人も多いです。中には女性アイドルになる人も!男性アイドルなのに女性アイドルになるってなに?と思った人はぜひ「塚リカちゃん」で検索してみてください。クオリティの高さからとても高い評価を受けてるんですよ!おおっと、私情を挟みましたすみません。
話を戻します。では韓国ではどうでしょう。韓国ではソロで楽曲を出すときは個人名義でミニアルバムやフルアルバムを出します。稀にグループのCDでソロが入ることもありますが、基本的には個人名義になります。人によってはソロコンサートを開催する人も。

ソロデビューするのは多くがベテランの人たちなので新人のうちにソロデビューすることはありません。ソロで活動するときは多くがバックダンサーをつけます。特にジャニーズではJr.をバックにつけることがありますが、韓国では練習生をバックダンサーにはしません。必ずプロのダンサーさんに依頼します。
れっきとした活動なのでMVも制作されます。グループ活動と同じ事をするわけです。
ただ、期間はそんなに長くなく、1ヶ月以内には終わることが多いです。
日本ではユニットもコンサートだけが多いですが、ユニットでデビューしたところもあります。韓国ではユニットもユニットとしてデビューすることがほとんどです。
音楽活動でも日韓でこんなに違いがあることが分かりました。

 

ひとまずはここまで。前編は真面目に語ってみました。今回の記事では、事務所については深く触れません。商法とかに詳しくないのもありますが、どっちもそんなに良さを語れる自信がなかったので…。なので今回はコンテンツについてに絞ってみました。
中編ではライブについて、ファンサについて話していきたいと思います。前編よりももっと気楽に楽しんでいただけるようにしたいと思います。それでは~

拝啓、宇宙Sixへ

2017年の冬に宇宙Sixに出会ってから、 もうすぐ3年が経とうとしている。

ジャニーズも見つつ、K-POPも追い始めていた私は、 少し油断していた。

つい先日、山本亮太くんの報道があった。ショックを受け、 でも宇宙Sixはなくならないと思っていた矢先のことだった。 明日をもって、宇宙Sixがあった事務所のコンテンツはなくなる 。今思えば、彼らはよくISLANDTVをよく更新するグループ だった。他のグループに負けないくらい、 たくさん更新してくれる人たちだった。2017年の12月にTh ey武道がやっていたブログが宇宙Six6人のブログ、「 宇宙に6Chu~👄」が始まった。

宇宙を思わせる背景にキラキラと輝く6人のアイコン。 これが始まったとき、とても嬉しかったのを覚えている。 その時は目黒担だったので、 目黒くんの文章が見られることが嬉しかった。そうして、 彼らは決まった日に、あるときは毎日、 あるときは隔週に更新を続けてくれた。 自分の好きな物を載せたり、時々本音を語ってくれたり、 舞台裏の写真を載せてくれたり、色んな物を見せてくれた。 林くんが自ら脱退したとき、 目黒くんが書いた文章を見て惚れ直したり、 皆がそれぞれ載せてくれるブログを楽しんでいた。 毎日の楽しみだった。

目黒くんがSnow Manと兼任になっても、ずっと彼も宇宙Sixだということを主 張してくれた。たくさんISLANDTVを撮ってくれた。 兼任が解除されたら、惜しみながらも祝ってくれた。 色んな事があったけど、4人でなら大丈夫だと思っていた。宇宙S ixはこのままいてくれるのだと無邪気に信じていた。それは、 予想もしない形で裏切られることになった。

もっと早く周りの人が気付けていたらと思う。 気付いていても放っていたのかもしれない。

りょうちゃんは宇宙Sixの太陽だった。 明るい笑顔で皆を照らし、 身軽なパフォーマンスでファンを魅了した。 誰よりもアイドルとしての宇宙Sixを大切にしてくれた。

宇宙Sixなめんなよ!」「宇宙Sixしたい!」

それがずっとりょうちゃんの口癖だった。 私たちもたくさん見たかった。年齢だって他よりずっと上で、IS LANDTVしか映像媒体はない。 仕事はいつもバックダンサーでなかなか主役として立てる現場は少 なかった。もちろん役者として舞台で主役を、 重要人物を演じる彼らは好きだ。でも、 アイドルとして経つ姿が見たかった。湾岸のステージに、TDCの ステージに、 そして東京ドームのステージに立つ彼らが誇らしかった。 最高にかっこよかった。りょうちゃんは、宇宙Sixは最高の表現 者だった。彼らも、間違いなくアイドルグループだった。

KAT-TUNに「UNIVERSE」を貰ったとき、 とっても嬉しかったのを覚えている。 これが正真正銘のオリジナル曲。 サーデラさんから貰った曲も大事だけど、この曲が宇宙Sixのた めだけに作られた曲だと知ったとき、とても嬉しかった。 その後に出た「Make My Day」もA.B.C-Zの塚田くんが振りをつけてくれた宇宙S ixのための曲だった。

大変なことはたくさんあった。それでも乗り越えて、 もっと最高になっていくのだと信じていた。

私は知っている。何事にも終わりがあることを。 本当は永遠に続く物なんて存在しないことを。でも、 彼らが提示する“永遠”をいつも信じてしまうのだ。 とても無邪気に。

彼らはこれからも続いていくのだと思った。 のべつまくなしを見て、 ふゆパラで4人でパフォーマンスをするのを見て、宇宙Sixは4 人でも大丈夫だと思った。これからもやっていける。 そんな確信があった。

でも、そんな確信ばかりに目が行って、 実は綻んでいた場所に気がつかなかった。

それは私たちだけでなく、メンバーもそうだと思う。 あくまで憶測に過ぎないが。

グループの太陽としていつでも笑顔で先導してくれていた彼が実は 一番ボロボロだったことに誰も気がつかなかった。

報道には、 相次ぐメンバーの脱退などによるグループの不安定さから始まった のではないかということが書いてあった。 勘違いだったら申し訳ないが。

でも、仮にその説が本当だったとして、 どうして事務所は何もしてくれなかったんだろうと思う。 きっとりょうちゃんは誰にも相談ができなかったのだろう。 自分が希望を語る以上、 不安を煽るようなことをメンバーには言えないと思ったのかもしれ ない。家族にも両親にも告げられなくて、1人で抱え込んで、 耐えきれなくなったところでその苦痛を紛らわすためにパチスロにハマるようになってしまった。 お酒にはあまり強くないとどこかで聞いたのでお酒は依存の対象にはならなかったのだと思う。 普通のパチスロはともかく違法のパチスロにまで出入りしていたの を聞くと誘った誰かがいるのだろうなと思う。 りょうちゃんがそれを悪いことだと思ってしていたかは分からない 。でも、彼の中で巣くっていた闇を少しでも感じなくさせるには一時の強い快楽が必要だったのかもしれない。そうして、なんとか笑顔を保っていたのかもしれない。そう思うと、歯がゆくて仕方ない。もしも誰かがやる前に異変に気付いて話を聞いてあげられたら、もしくは間違った道に進む前に止めてくれる人がいたら、こんな悲しい結末にはならなかったのかもしれないのに。

私たちファンはほとんど何もできない。見ていることしか、見守って、ファンレターを書くことしかできない。だから周りの人の支えも必要だ。

はたしてりょうちゃんにはそれが十分されていたのだろうか。

前から事務所の宇宙Sixや先に解散してしまったMADEの扱い には思うところがあった。

他のJr.と変わらないはずなのに出られるものに出られなかった り、出られても極端に出番が少なかったり、日程が少なかったり。 彼らを軽んじていたと言われてもおかしくはない。

ずっと有耶無耶にしてきたふぉ~ゆ~だって、 正式なデビューの過程を踏んでいない。 彼らは強いから自分たちでネタにしているが、 はたしてそれが事務所として正しかったのであろうか。本当なら、 もっと華々しい道を用意してあげられたはずなのに。 今が華々しくないと言いたいのではない。 自虐をしなきゃいけない出自を持たせてしまったことが申し訳ないと思わないのだろうか。買う人はいるのだから、今からCDを売ったっていいはずだ。

話が逸れてしまったので本題に戻ろう。

りょうちゃんに関わる関係者の方々がもっと早く変異に気付いていたら、これは防げたことなのではないかと思ってしまう。

やってしまったことは悪いことだ。でも、 絶対に防ぐことができたことだと思ってしまう。 一方的にりょうちゃんだけが悪いのだと言いたくない。

TDCを埋められるほどのグループだったのに、 事務所はアイドルとしての彼らを正当に評価してくれなかったよう に思う。いつも都合のいいように使った。 ファンにも分かるくらいに。ファンはずっと我慢していた。 我慢するしかなかった。

社長が変わって、今まででなかった不祥事が出てくる。 包み隠して誤魔化すよりは誠実かもしれない。 でもそれと同時に今まで不利益を被っていた存在がいたことが明らかになったも確かだ。

誹謗中傷の件も、個人情報が流失している件を聞くと、 事務所の愚かさが出ている気がする。

普通は事務所がタレントのことを守るんじゃないのか。SNSで出たよからぬデマも、Snow Manの変更があった時にあった加入メンバーへの誹謗中傷も、 全部事務所が前に出て守るべきなんじゃないのか。 そう思ってしまう。

りょうちゃん1人だけに責任があるのではなく、 そうさせてしまった事務所にも問題があると私は思う。 もっと私たちファンの意見も事務所側が取り入れてくれないものか 。

取り入れすぎて従順になってもよくないが、今の、 というか昔からここは閉鎖的だったように思える。 もっと閉鎖的でなかったら、 もう少し何かが違ったんじゃなかろうか。

さて、 これではただただ事務所に対しての不満を喋っただけになってしま うのでもうやめようと思う。キリもないし。でも、 もっと最悪な方向にだけは進んでなくてよかった。

宇宙Sixのファンになって、エイリアンになって、 とても幸せだった。

彼らはいつだって最高のアイドルだった。最高の役者だった。

思えば、私に初めて演劇を見せてくれたのは宇宙Sixだった。 ロジャースハートという林さんの舞台だった。

物販だけ行ったスクアッドを見たかった。物販に並びながらスピーカーからか、扉から漏れてくる舞台の声を聞いて、チケットを取らなかったことを後悔した。だから翌年ののべつまくなしが見れたのは嬉しかった。 目黒くんは声だけの出演だったけど存在を感じられて嬉しかった。 それぞれの演技もダンスも殺陣もかっかよくてずっと見入っていた 。感情のこもったりょうちゃんの歌が、演技が好きだ。 りょうちゃんはいつもその役を見事に表現してみせる。 同じように主役のような立ち位置だった江田さんの演技も素晴らしかった。 りょうちゃんと江田さんが見せてくれるもん太とぶん太の友情が素敵で、魅入られていた。 幸大さんが演じる大岡さんの変身シーンは興奮したし、 原ちゃん演じる堀部さんも演技が堂々としていてかっこよかった。

そこからバンロバ、トムジェリ、どレミゼラブル、ザ・ フォーリナーなどメンバーが出てくる舞台をたくさん見に行った。お金がないのでどれも一度きりだったが、 どれもとても素晴らしくて楽しむことができた。

アイドルとしての宇宙Sixを見たのは2018年のサマパラだった。一番後ろの立ち見で、初めての宇宙Sixを見た。 歌って踊る彼らを見て、宇宙Sixはこんなに歌もダンスも上手い んだと衝撃を覚えた。初めてそれぞれが歌っているのを聞いた。 自由奔放なMCを見て、たくさん笑った。 いつだって重要だったのはりょうちゃんの存在だった。

その後、2019年のふゆパラでは、 彼らの成長を肌で感じることができた。素敵な演出に心が躍った。 それぞれのソロもとてもよかった。ファンサの(いい意味で)やばさが凄かった。変わらないMCにたくさん笑った。楽しませてもらった。

歌って踊って、キラキラ輝く宇宙Sixがとても好きだった。 愛していた。

それは今でも変わらない。たとえ、 これから更新されるものがなくても、写真に、雑誌に、形に残ったものはたくさんある。活動は止まっても、宇宙Sixが 消えることはない。

そのくらい、彼らはできるかぎり色んな物を残してくれた。

ねぇ、りょうちゃん。 りょうちゃんが頑張ってメンバーと守ろうとしたグループは本当に最高だったんですよ。アイドルの、 役者の貴方も最高だったんですよ。他担ながらそう思います。 山本亮太は、最高の表現者です。それは、 今までもこれからも変わりません。

私はいつかまた何かの形でりょうちゃんが舞台の世界に戻ってきて くれると信じています。

彼は、舞台と生きる人だったから。 ちゃんとしかるべきところで反省して、 また演劇の世界に戻ってきてくれたら、応援します。 何事にも始まりに遅いことはない。また初めてくれたら…と願っています。

私は絶対に忘れません。山本亮太、江田剛、林翔太、松本幸大原嘉孝目黒蓮の6人の宇宙Sixのことを、永遠に忘れません。 いつか、もっと状況が変わったらまた6人で笑い合える未来を願っ ています。そして、これからも宇宙Sixの皆を愛していきます。

宇宙Six、今までありがとう。 私にたくさんの初めてを教えてくれてありがとう。 たくさんのきらめきを見せてくれて、 希望を見せてくれてありがとう。

見せてくれたものは忘れません。 この思い出をずっと抱えて生きていきます。

全ての愛を彼らに。限りない感謝を彼らに。私は、 ずっとエイリアンです。

愛しい宇宙Sixへ、皆の優しい愛が届きますように。 最後の最後まで愛されていたことを感じてもらえますように。

それぞれの旅路を行く、6人に今までよりたくさんの幸せが降り注ぎますように。

そして、 彼らを応援し続けたエイリアンたちが幸せになりますように。

時々懐かしむことはあるだろうけど、 ずっとずっと愛しているからね。

宇宙Six、愛してる~!!!!!!!!

 

 
 

ジャニオタの私が、K-POPアイドルにハマった話

お久しぶりです、桜楽です。前回から5ヶ月ほどが経過いたしました。コロナウイルスのせいで世間は大変ですが、皆様はいかがお過ごしですか?私はなんとか元気にやっております。

今回も沼落ちブログとなっております。この5ヶ月とても新しい発見ばかりありました。その発見を皆様と共有したく思っております。前々からこの気ままブログを見てくださっている方も、今回が初めての方も楽しんでいただけると幸いです。

それでは本題に参りたいと思います。

 

K-POPにハマる前

Twitterや過去の投稿を見てお分かりになると思いますが私は2017年からジャニオタとして生活してきました。ジャニオタ以前の話は前回の「A.B.C-Zに沼落ちした話」で語っておりますので暇でしたらそちらも読んでいただけるとても嬉しいです。

掛け持ちDDなので色んなところを囓りながら、これでもかというくらい毎日ジャニーズ漬けの生活を送っておりました。夕食時にはどこかしらのライブDVDを見て、同じジャニオタの姉と盛り上がる日々。ゆるめにハロプロも追いながらそれはそれは楽しいアイドルオタクライフを送っておりました。

姉は先にK-POPの文化に触れていたのですが、当時の私にはとても興味のないことでした。私の中でK-POPアイドルというのは偏見まみれでした。

いわゆる陽キャの人がキャーキャー言うものだと思っていたし、皆似たような顔の人しかいないもんだと思っていたし、ジャニーズより上を、もしくは同等をいくことはないと思っていました。高校の体育祭でダンスをやったときに他のチームがK-POPをつかっていて驚いたりもしました。名前を知っているのなんてBTSとかTWICEくらい。

今思うと本当に井の中の蛙だったなと思います。

私は音楽が好きです。範囲は狭いものですが、色んなアーティストの方の曲を聴きます。1人の時はいつでも音楽が友達です。ですが、そんな私も苦手としているものがありました。

それは海外の曲です。先程も挙げましたブログでも語っているのですが、私は歌詞をすぐに理解できない曲は苦手です。音も好きだけど、それと同じくらい歌詞も好きです。なので分からない曲は率先して聞こうとは思いません。去年の10月にあったTravis Japanとオースティン・マホーンとのコラボで洋楽を何曲か買いましたが、それも今では聞かずじまい。英語は苦手、というのもあってか洋楽にはあまり興味がありませんでした。それと同じようにK-POPにもどこか苦手意識がありました。姉がプロデュース48などで披露していた曲を口ずさんでいるのを聞くので十分だと思っていました。曲の感じは嫌いじゃないけど歌詞がなーと。特にハマれる人もなくあるのは苦手意識だけでした。

K-POPにはハマらんぞ

マジでそう思いながら今までジャニオタをやっていました。

そんなJ-POP漬けの生活を送っていた私ですが、ある日転機が訪れるのです。

 

沼落ちのきっかけ

時は遡って2月の半ば。新型コロナウイルスが蔓延し始め、予定されていた現場も危うい状況になりかけていた頃。私生活で色々あり、昼夜逆転生活を送っていた私に姉がある人の写真を見せてきました。

「この人どう?」

その頃姉はあるK-POPアイドルのファンになっており、彼はその人と同じグループの人でした。深夜のノリで「へえ、SUPER JUNIORねぇ」とホイホイとその人の写真を見た瞬間、雷に打たれたような衝撃が走りました。

「えっっっ、この人めっちゃかっこいいんだけど?!」

その写真一枚で私を新しい世界へ連れ出してくれた人の名前は、イトゥク。かの東方神起と同年代であるSUPER JUNIORのリーダーだったのです。一瞬で心を奪われてしまった私はいそいそとSUPER JUNIORについて調べ始めるのでした。

以前のブログでも言いましたが、~ハマらんはフラグです。ありがとうございました。

再び見事なフラグ回収をしてしまった私はイトゥクさんの事を知ろうとWikipediaYouTubeの紹介動画を見始めました。それと同時にイトゥクさん自身がYouTubeを始めたことでなお、彼を知るきっかけとなったのです。

まずSUPER JUNIORを見て、人数の多さに驚き、顔が一緒じゃないことに驚きました。

一人一人違って当たり前(それでもスジュは比較的見分けがつきやすいと思う)なのですが、

こんなにあっさり見分けがつくもんなのだとひよっこは思いました。その頃は9集のフルアルバムである『Time_Slip』のリパッケージである『Timeless』を発売していた頃でした。分からない人向けに説明すると韓国では基本的にアルバム単位でCDを出すのですが、ミニアルバムが大体5~7曲入っているのに対し、フルアルバムは10~13曲を収録しています。曲数はさして変わらないかもしれませんが、日本のアルバムと違うのは日本は他のシングル、アルバムなどで出た曲が新曲と一緒に収録されるのに対し、韓国のアルバムはミニでもフルでも全て新曲で構成されています。リパッケージはその中でも収録曲はほとんど変わらず、メインの主題、タイトル曲のみを新曲にする場合が多いです。中にはタイトル曲以外にも新曲をいれるものもあるようですが、それはグループによりけりです。日本のアルバムに近いのがリパッケージかもしれません。『Time_Slip』の『SUPER Clap』、『Timeless』の『2YA2YAO』は私に大きな衝撃を与えました。

「こんな素敵な音楽があるなんて!」「日本語じゃないのに聴ける!」

一人一人の特徴的な歌声、揃ったダンス、際だった個性。V6とまではいかないけれどだいぶ年季の入ったグループなのにSUPER JUNIORは魅力たっぷりでした。

そして、イトゥクさんの存在は私に大きな影響を与えました。SUPER JUNIORにハマって私がすぐに始めようと思ったこと。それは、韓国語の勉強でした。

「イトゥクさんが喋っていることが理解できるようになりたい・・・!」

そんな思いから、私の韓国語勉強は幕を開けました。それは歌の歌詞を理解したいという願望からもきています。言葉の壁に躓いていた私が、とうとう全く未知の世界に踏み出した瞬間でした。それからは、本当にあっという間に世界が広がっていったのです。

 

沼落ち

SUPER JUNIORを知って、2月が過ぎて3月。私は姉からPENTAGONをおすすめされていました。あっという間に9人を覚えてすぐのおすすめでしたが、そこでジノくんと出会いました。これはあくまで私の場合ですが、DDの私は副担を作ってからが本格的な沼の始まりです。その証拠にSUPER JUNIORでは副担としてキュヒョンさんがその座に鎮座していました。色んな日本語の動画を見て、スジュってこんなグループなんだ、面白いなと分かってからの早い出会いでした。掛け持ちオタクの悪い癖ですね。我ながら思いますがもうちょっと味わえばいいのに・・・w 

ジノくんを推すと決めたのもわりと直感でしたが、小さい体にはそぐわないようなパワフルで美しい歌声と愛らしい笑顔にたちまち虜になってしまいました。そのあと、甘い声と顔のPENTAGONのお母さん的存在でありマッチョのホンソクさんにもハマり無事PENTAGONにもハマることになりました。スジュでもこんないい曲があるのかー!と思っていたらPENTAGONにも殴られました。フイジノのボーカルは最強だと思います。ジノくんが兵役に行っているのでちょっと寂しいですが、しばしの辛抱ですね。

そうしてPENTAGONに囲まれている間にVICTONのスンウさんに出会うことになるのですが、本当に推しを見つけたのはもう少し先で、今はVICTONのお母さん的存在でありメインボーカルのスンシクさんが推しです。スンシクさんは自然に推しになった感じです。紹介動画を見ていいなって思ったのが彼でした。本当に歌が上手いんですよ・・・あとお茶目でかわいい。笑顔が印象的な人です。

そうしてPENTAGONやVICTONの熱も冷めやらぬままにやってきたのがSEVENTEENです。ここまで半月も経っていません。めちゃくちゃ目まぐるしかったですが、それと同時にとても楽しく感じていました。

SEVENTEENへの沼落ちは印象に残っています。好きになる前にグループごとのかけ声動画を見たことがあるんですが、SEVENTEENを見てめっちゃ多いな~あとロングの人いるなぐらいのイメージしかありませんでした。これも姉が先だったのですが、PENTAGONのイェナンくんがSEVENTEENのジュンくんと交流があったことがきっかけとなり、姉が先にハマり始めました。そうして、ある日、夕食時にテレビでYouTubeを使って、TTTというお泊まり企画を見ました。顔も名前も誰も分からない、強いて言うならジュンくんが分かるけど顔が一致してないからそもそも分からないという状態で有名な方の日本語訳動画を見させていただきました。それで腹筋が割れるくらい笑いました。

「で、度々出てきてた剛田くんって誰や?」

これがジョンハンくんとの出会いです。所見当初はマジで剛田くんって人がいるのだと思ってました。さっきあなたがロングの人いるって言ってましたけど、それがその剛田くんことジョンハンくんです。あだ名の由来はぜひ調べてみてください。面白いのでw

その後、事前に姉に勧められていたボーカルチームの『Don’t Listen In Secret』、日本語で『こっそり聞かないでよ』の2017年、ソウルでのパフォーマンスを見て度肝を抜かれました。ちょっとダークな感じにアレンジされた曲、がっつり作られている世界観、それに浸るメンバー、歓声を上げる会場。

「ボカチやばい、ジョンハンくんやばい、そしてウジくんめっちゃかっこいいんだが??」

そうしてSEVENTEENにも無事沼落ち。その頃、コロナウイルスの拡大によって決まっていた現場が全て潰れてしまい、それと同時に2年間お熱だったJr.への熱が若干冷めたことでよりK-POPアイドルに傾倒していくのでした。

そうして4月も末にさしかかった頃、また新たな出会いがありました。

それはCRAVITYのウビンくんです。スンウさんの事もあり、X1のことはなんとなく知っていたのですが、その中のメンバーであったミニさんとヒョンジュンくんの新しいグループがCRAVITYでした。前情報を得ていたこともあってか推しはヒョンジュンくんかなーなんて思っていた私に思わぬ衝撃がありました。それはYouTubeでたまたま『週間アイドル』の自己紹介を見ていたときのこと。マイクを持った彼は自分の名前を上手く使って上手に自己紹介をしてみせました。CRAVITYのクマさんと名乗った彼の姿がとても印象的で思わず隣にいた姉に尋ねてしまいました。

「このクマさんは一体誰?!めっちゃかわいいんだけど!!」

それがウビンくんとの出会いでした。デビューして間もないですが、彼もグループのメインボーカルを張っている男でした。音域がとても広く、高音が綺麗です。地声が元々高い方のジノくんとはまた違う高音の張り方をするんですけどそれがまたよくて・・・

ちなみに副担はヒョンジュンくんではなくセリムさんです。ラッパーの推しは初めてでしたが、ウビンくんと同じくらいビジュアルと性格がツボでした。リーダーで最年長です。

そうして、PENTAGONが4月30日に『Road to Kimgdom』というサバイバル番組に出始めてからまた新しい出会いがありました。TOOのチフンくんです。ここでまだ増えるのかと思った方も多いのではないのでしょうか。まだ後少し増えます。

きっかけは同じグループのミンスくんだったのですが、自己紹介動画を見て、他の動画も漁るうちにチフンくんが推しになっていました。ちなみにラッパーで最年長です。

副担はジェロムくん。ニコニコしてるのが可愛くて推しになりました。実は最推し候補だったのですが、接戦の末チフンくんが勝ちました。ハイ、どうでもいいですね(笑)

そうして『Road to Kimgdom』のファイナルで『COME BACK HOME』という新曲を持ってきて度肝を抜いてくれたONEUSのファヌンくんが新たな推しとなりました。

6人って覚えやすいな・・・ってしみじみ思います。ファヌンくんはメインダンサーなのですが、歌がとってもよくて・・・ 背が小さいところも可愛いし、積極的に話す子なので魅力的です。ここまで来ればもう丸分かりだと思いますが、私は歌が上手い子が好きです。あとリーダーポジションで最年長、もしくは背が低い子もタイプみたい。

わりと好きになりやすい人が分かりやすいですね。

ジャニーズでも推しが大渋滞になった頃がありましたが、なんにも変わってないですね・・・

そんな感じで5ヶ月間楽しくオタクライフを送っておりました。

現場もないし、今はCDに散財するのが精一杯。それでも毎日楽しいので全然OKです。

早くこの状況が落ち着いて、前のようにコンサートの参加や観劇ができたらいいのにと思います。ヤマもオチもない感じになってしまいましたが、これでジャニオタがK-POPアイドルに沼落ちした話は終わりです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

K-POPアイドルが好きでも、ジャニーズが嫌いになったとかそんなことは一切ないのでジャニーズも引き続き追っていきます!早くA.B.C-ZもV6もSnow ManもCD出してほしいし、Travis Japanにはデビューしてほしい!早く現場に行けるようになりたいなー!

皆様も体調に気をつけてコロナをぶっ飛ばしてやりましょう!

最後の最後まで、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

A.B.C-Zに沼落ちした話

お久しぶりです。桜楽です。ここ最近流行っているであろう沼落ちブログを書きたいと思います。のんびり読んでいただけると幸いです。それでは。


A.B.C−Zにハマる前

A.B.C−Zにハマる前、ひいてはジャニーズにハマる前は特撮オタクをしていました。
仮面ライダーウルトラマンが主に好きでした。しかも自分の世代のところではなく昭和にやっていたガチ初期の時。当時読んでいた漫画に影響され、特に仮面ライダーは昭和推しでした。昭和の時代でいうと一号とかV3の時代です。伝わる人には伝わる。その時読んでいた漫画は今でも連載していて、今でも読んでいます。
幼い頃からガッツリヒーローが大好きだった私はジャニーズになど目にもくれず、日夜特撮について調べる日々。そんな私でしたが、ジャニーズについての知識は普通の人よりもたくさんありました。嵐や関ジャニはみんな答えられたし、TOKIOも知ってた。何故なら、私の姉が筋金入りのジャニオタだったからです。この時は嵐担だった(櫻井担)姉に毎日ジャニーズについて語られていたので知識だけは無駄に豊富でした。2016年。たまたま見たV6の『Only Dreaming』の動画や映画『永遠の0』、『図書館戦争』の影響でV6に片足を突っ込むものの、完全にハマるまでにはいかず、代わりにスライディング沼落ちしていった姉を傍観しておりました。
私は絶対ジャニーズにはハマらないからww
当時そんなことを姉に言っていた私ですが、それが盛大なフラグになることとは誰も思っていませんでした。今思えばまぁ見事なフラグの建て方だったと思います。


A.B.C−Zとの出会い

彼らとの出会いは2017年年始でした。ジャニーズに片足を突っ込んでぶらぶらしていた私に姉からあるグループをおすすめされました。それがA.B.C−Zです。
その時までのA.B.C−Zの印象は薄いどころかほっとんどなく、後輩のsexyzoneや先輩のキスマイの方が印象があったぐらいだったのですが、不思議とすんなり入ってきました。
へぇー、こんなグループもあるんだ
その時顔だけ見て推しはこの人だ!と思ったのが戸塚祥太くんです。あの時は完全に見た目だけでしたが、今は外も中も大好きです。
2017年はA.B.C−Zの5周年。というわけでその当時披露していたのは『Reboot‼︎!』でした。そしてやってきたある金曜日。三浦大知くんが歌う仮面ライダーの主題歌目当てでMステを見ていた私はあることに気が付きました。
あ、これA.B.C−Zも出てるじゃん
というわけでノリで視聴。A.B.C−Zってスゲーなと思う反面、新たな出会いが待っていたのですが、それはまた別の話。録画してあったCDTVでのパフォーマンスも見てすっかりA.B.C−Zに興味を持った私は、姉がハマるきっかけとなった『Moonlight Walker』のPVを見ることにしました。
A.B.C−Zかっこいい…!戸塚祥太ってこんなにかっこいいんだ!
もはやカルチャーショックでした。今までジャニーズというものの深さを全然知らなかったので見事にそのかっこよさに撃ち抜かれ、気付けばA.B.C−Zのファンになっていました。『Moonlight Walker』のラスサビ前の戸塚くんのソロである「好きなようにすればいい」の仕草と歌い方がドンピシャに好きというピンポイント沼落ちした私はその日からA.B.C−Zについていっぱい調べるようになり、しまいには見始めた少年倶楽部の影響で他のグループやJr.にも手を出し始め、ジャニーズそのものにハマり始めるのでした。


A.B.C−Zの魅力

 

A.B.C−Zの魅力というと山ほどありますがその中でも4つほど個人的にピックアップしたいと思います。


① 楽曲がいい

A.B.C−Zといえばまずこれでしょう。過去7年間、そしてデビュー前にもらった曲も含めてA.B.C−Zはいっぱい良い曲を持っています。他のグループだっていっぱい良い曲は貰っているとは思うんですが、ここまで自分の好みをドンピシャについてくるのはA.B.C−Zだけです。私はあんまり洋楽やKPOPはそんなに得意ではなく、JPOPが好きです。バンドでもグループでもちゃんと母国語で曲を聞きたい派です。(多少混じってるくらいなら全然平気)なので外国語の曲が少ないというか外国風の曲をあまり持たない彼らの作風が私はとても好みです。
デビュー曲のカップリング曲ながらも絶大な人気を誇る『砂のグラス』、デビュー前から頂いていて、続編ができたり、後輩にも歌われる『Vanilla』、DVDシングルとしてリリースし、シンプルな感じながらオシャレで素直な恋心を歌う『花言葉』など人気な曲がたくさんあります。
A.B.C−Zのイメージでもあるポップで明るい曲調ももちろん合うんですが、そんな中繰り出されるクールでかっこいい曲、大人っぽく魅せる曲などグループでもソロでも幅広いジャンルの曲があると思います。戸塚くん作詞の曲である『ずっとLOVE』、「5rings」も個人的にはオススメです。
去年発売された『Going with Zephyr』では従来のイメージをぶち破り、30代の大人の魅力を存分に詰めたアルバムになっていて、一番好きです。
大人の魅力たっぷりの楽曲はもちろん、A.B.C−Zのイメージであるポップな曲、背中を思い切り押してくれるような曲や優しく寄り添ってくれる曲、失恋を歌った曲などA.B.C−Zの多才さをこれでもかと押し出したアルバムになっています。


②パフォーマンスが最高

A.B.C−Zの魅力が1番に発揮される場所、それは舞台の上です。TVで見るのももちろん最高ですが、A.B.C−Zの真骨頂は舞台にあると思います。
長年積んできた下積みにより、歌もダンスもアクロバットも高クオリティを誇るA.B.C−Zは毎年毎年最高のコンサートや舞台を披露してくれます。
ファンになって3年ですが、いつ見てもA.B.C−Zのコンサートって最高なんですよ。
様々な工夫が凝らされた演出、セット、洗練されたパフォーマンス、キラッキラの笑顔でやってくれるファンサービス。やってることは他となんら変わりないはずなのにA.B.C−Zだと物凄く良いものに見える不思議。色眼鏡だって言われたらそれまでですけど、A.B.C−Zってとにかくファン思いなんですよね。
それは舞台でも一緒で。知ってました?A.B.C−Zって歌って踊れて演技までできるんですよ!(ファンなら周知の事実である)去年はメ〜テレ様とよゐこの濱口さん主催で『僕らのショータイム』、今年は『応援屋』がリメイクされて映画化されるので本当に楽しみです。A.B.C−Zの演技とっても好きです。
2018年の『ABC座 ジャニーズ伝説』で始めてA.B.C−Zが生で演技しているところを見たんですがとても胸を打たれました。伝説のグループ〈ジャニーズ〉の歴史を追ったストーリーはかっこよくて笑えて、とても切ないお話だったんですが、それぞれのキャラクターの心情がとても伝わりやすく表現されていて、思わず見入ってしまいました。その後のショータイムではまるで〈ジャニーズ〉の後を俺たちが継ぐんだぐらいの勢いでキラッキラしたパフォーマンスをしてくれるので尚更好きが募りました。
劇中のパフォーマンスももちろん素敵だけど、A.B.C−Zとしてしてくれるパフォーマンスが5人の真骨頂なんだと思っています。
あとは舞台装置のイカれ具合ですね。迫力や凄さ重視で乗る人の考えは皆無の装置を毎年出してくれるのはほんと凄いと思います。もちろん一番ヤバいのはそれを乗りこなしてるA.B.C−Zです。去年は台風で見に行けなかったんですが、2018年に見た時はシンプルにはえ?って思いました。あれは常人にできるものではない。他のグループには絶対真似できないと思ってます。
毎年コンサートやって、ABC座やって、それぞれの個人の仕事もやって。こんなに忙しいのに2019年まで一度もメインであるコンサートを欠かしたことがないのは本当に凄いと思います。体力が常人を軽く超えている。そうだよね、滝沢歌舞伎PLAYZONEも経験したグループだもんね… 超えないわけないもんね…
あと凄いのが、常にパフォーマンスが進化し続けていること。え?って思う方もいると思うんですが、これもA.B.C-Zの魅力なんです。A.B.C-Zって毎年1番を更新し続けてるんですよ。どの年がいい、とかじゃなくて毎年いいんです。毎年私たちファンの度肝を抜いてくれるんですよ。楽曲ももちろん、パフォーマンスだってそう。飽きさせることなく、毎年、いや毎回最高のパフォーマンスを届けてくれるA.B.C-Zって最高だと思いません?(語彙力の低下)常に最高を更新し続けてくれるA.B.C-Z、好きでしかない。

 

③とにかく面白い

さてここまでかっこいいA.B.C−Zをお届けしてきましたが、今度はバラエティです。
断言します。A.B.C−Zはめちゃくちゃバラエティ面白いです。
こんなに卓越した技術でキレッキレのパフォーマンスするA.B.C−Zですが、皆面白いんですよね。5人だからってのもあるかもしれないんですけど、キャラ被りが一切ないんですよ。一人一人はっきりキャラが定まってる。末っ子ワンコ、モノマネMC、クレイジー詩人、ド天然天使、最強帝王など色濃いです。(個人のイメージです)
A.B.C−Zがデビューしてすぐに得たレギュラー番組である『ABChanZoo』にはクイズサバイバルという企画があるのですが、その企画はサバイバルの名の通り、正解できない者は容赦なく切り捨てられます。切り捨てられた際は代役へと変わるんですが、全員でクリアできた回を探す方が困難だと思います。
全員が代役になった回もいくつか存在しています。A.B.C−Zの番組なのに映っているのはA.B.C−Zではないというカオス。そんなわけでえびさんはそのくらいクイズにはめっぽう弱い。大前提として、A.B.C−Zはおつむがあまりよくありません。トーク力の方で頭の回転が早い人はいますが、お勉強は面白いくらいできません。(全員にバカとテロップがつけられるくらい)どんなに小難しい問題だろうが難しくない問題だろうがA.B.C−Zは真面目に答えを考えて当てたり外したりと駆け引きをしてくれたからでしょう。この企画は今でも根強い人気を誇っています。去年には300回を記念して久々に復活していました。他にもストッキング相撲などジャニーズではしないことを軽々していたので『NGなしジャニーズ』なんてあだ名がついたくらい。ほんとになんでもやるんですよ。すごくないですか?
A.B.C−Zほど他に類を見ない企画をバンバンやるグループってなかなかないと思うんです。バラエティ企画を先取りしようという企画では大真面目におバカな“あるかもしれない企画”にチャレンジします。また大前提として言いますが、A.B.C−Zは何事も真面目にやります。どんな企画を提示されようがよしやってみよーのノリでやっちゃうんです。彼らの面白さってそのある種の貪欲さにあるのかもしれないですね。 

 

④人柄がいい

歌って踊れて演技もできてバラエティまで出来てしまうA.B.C−Zですが、もれなく人柄もいいんですよ。彼らのひたむきさや真面目さがそうさせるのかもしれません。A.B.C−Zの周りっていつもたくさんの人に囲まれているんですよ。それもどれもA.B.C−Zの努力によって勝ち取られた信頼ばかり。
先程先述したよゐこの濱口さんやアルコ&ピース、ニューヨーク、徳永ゆうきくん、グラドルの池田裕子さん、ベッド・イン等、関わりのある方は書ききれないくらい。あとはいつも何かにつけて来てくれる同期のふぉ〜ゆ〜も大事な存在です。
人望の厚さから得た仕事はたくさん。『僕らのショータイム』がその例ですね。名古屋近辺の上映だけでなく、全国にまで上映してくれて、ドラマにまでしてくれました。レギュラー出演の縁からとはいえ、メ〜テレ様には頭が上がりません。
(濱口さんはここ最近毎年毎年A.B.C−Zを気にかけてくれて嬉しいです)
ジョイポリスでのコラボ企画もここ2年続いていて、これもファンと本人たちの信頼からなるものなんじゃないかなって思います。A.B.C-Z自体がよくなかったら、ファンがよくなかったら続投しようだなんて思いませんもんね。

バックについてくれるJr.だって優しくてですね、多分彼らの長い下積みの経験からきてるんでしょうけど、絶対見せ場を作ってくれるんですよ。自分たちのコンサートなのに、Jr.がファンを作る機会をあげてるんですよ。懐の深さがすごすぎる。
ファンにだっていつでも優しくて「俺らを見つけてくれてありがとう」「無理しないでね」とかいつでも優しいんですよ。なんなら曲だって優しくてね、『特別な君へ』とか『雨上がりに手をつないだら』とか、『幸あれ』とか優しい彼らが歌う曲ってすごく優しいんです。
私は個人的にはアリサマコンであったという、拍手のエピがとても好きです。これ、ファン目線のエピソードも素敵なんですけど、後に戸塚くんの執筆したエッセイで語られた舞台裏にも凄く感動して物凄く好きです。これは完全なステマですが、戸塚くんのエッセイ、彼の人柄や人間味が溢れてて最高なのでぜひお手にとってください。『ジョーダンバットが鳴っている』という題名です。
先述したんですけど、A.B.C-Zって物凄くファン思いなんですよ。いつでも全肯定してくれるというか、あたたかい居場所でいてくれるというかとても居心地が良い場所です。ファンの人たちもいい人たちですしね。
担タレってまさにこういうことを言うのかもしれない。そのくらい、A.B.C-Zはいい人たちです。ここだけこんなに語彙力がなくて申し訳ないんですが、本当にいい人たちなんですよ。その分垣間見える人間臭さがまた愛おしいんですけどね。
2017年のコンサートで河合くんがこんなことを言っていました。
僕たちに着いてくるとみんなたくさん悔しい思い
をすると思うけど
ファンになって初めてのコンサートで当時は何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。こんな良いグループなのに何を悔しがることがあるんだろう?と。でも今ならその言葉が分かります。
お世辞にもA.B.C-Zは数字に恵まれたグループではありませんでした。1位が当たり前なジャニーズの世界において、彼らはなかなか1位になれないことが続いていました。自分たちの方がもっともっと悔しい思いをしているだろうに、私たちファンのことを気遣ってくれる優しさがとても凄いと思います。確かに1位になれないことはとっても悔しい。他のグループと比べて辛く思うこともある。それでも、いつだって1番を届けてくれるのは紛れもなくA.B.C-Zなんです。
彼らの絶え間ない努力によって少しづつ、そして着々と世間には知られ始めています。
人から見たら遠回りって思われてもそれが僕らにとっての最短距離なんです
戸塚くんのこの言葉がまさにA.B.C-Zを象徴していると思います。これがA.B.C-Zの最短距離なんです。
不器用で、びっくりするくらいまっすぐで、したたかで、前向きで、優しいアイドルはA.B.C-Zだけだと思ってます。

 

あとがき

とまぁこんな感じで書いてきたわけなのですが、ここまで書いてきてというか途中から書いてて思いました。これ沼落ちブログじゃなくてただのダイマじゃね???と。まぁ6000字書いといてあげないのもアレなので大好きなA.B.C-Zに、戸塚くんに捧げたいと思います。(重い)
A.B.C-Z!!私は君たちをめっちゃ愛してて、応援してる!!これからもよろしく!!大好き!!!!
以上です。ありがとうございました。

 

宇宙Sixと目黒くんへ

2017年。ジャニーズを、ジャニーズJr.を好きになって少しの頃、先にジャニオタをしていた姉が、あるものを買ってきた。名前は『ヘアREMIX2018』
これに乗ってる宇宙Sixがかっこいいんだよ!!
姉にそう言われるがまま、私は素直にその雑誌のページを捲った。そこにはキラキラと輝く6人が載っていて、びっくりしたのと同時に惹かれたのを覚えている。その時までは宇宙Sixの存在は把握していたけど、認識しきれていなくて、かろうじて知っていたThey武道の知識からりょうちゃん、江田さん、林さんはなんとか認識していた。後の3人はさっぱり知らないまま。
そんな状態の中で、この雑誌と出会えたのは奇跡だと思う。ファッション雑誌なこともあり、ビジュアルは最強。内面を知らないのにも関わらず、そのとんでもない輝きに私は迷いなく手を伸ばした。
それが、私と宇宙Sixの出会いだった。
ビジュアル最強の6人の中で、一番惹かれたのが目黒蓮くんだった。クールそうな見た目にこの人だ!と思った。そうして、宇宙Sixを知った私は少ない情報をかき集めて彼らを知ろうとした。その頃にはもう湾岸がやっていたと思うけど、Jr.担はおろかジャニーズそのものが1年生だったので湾岸には参戦はできなかった。
テレガイの6人を見てかわいいと思ったりしながら、どんどん宇宙Six目黒蓮を好きになっていった。知れたことは多くない。人脈もなければそもそもの情報源がたくさんあったわけではなかったので、知れたことは断片的だったが、楽しかった。そんな中で、宇宙Sixの連載が始まることが決定した。初めてのブログ。まだ慣れない様子の文章を読みながら、本格的に始まったらどうなるんだろうと胸を踊らせた。その時は目黒くんはめぐさんただよぉとか言っていたのでちょうどクリスマスシーズンだったのだろう。年末、来年宇宙Sixが30-Deluxさんと初単独主演舞台をやると告知されて2017年は終わった。
そうして年は明け、Jr.祭り2018が発表されたりと年始から忙しい中、私は大きなミスを犯した。
その時はお金に余裕がなかったのと、目先のJr.祭りに集中してしまったためにその舞台の申し込みをしなかったのである。申込期間当初はなんともなかったものの、せめて物販だけでも行こうとないお金をかき集めていった時、一番後悔した。その時はクリアファイルの他に台本を購入したのだが、ストーリーが最高だったのである。中で会計待ちしている間に聞こえる劇場での声を聴きながら、なんで私はこれをちゃんと見ようとしなかったんだろうととても後悔した。
それと同時期に、林さんの脱退が発表された。まだ知って一年も経ってないのに。そんな寂しい思いを抱えていた時、目黒くんが更新してくれたブログが私を励ましてくれた。どんな言葉も受け止める。そんな器の大きさが人として惚れた。不器用だけど、嘘偽りのないまっすぐな言葉。私は彼がもっと好きになった。それは4月5日の出来事である。
春はあっという間に過ぎて8月がやってきた。サマパラは自名義が全滅したので絶望的だったのだが、ご縁があり、宇宙Sixの単独をお譲りしていただいたのだ。立ち見の席で、少し見づらかったけどあの時のことは一生忘れない。湾岸でやった曲をやりつつ、先輩の曲やサーデラさんに貰ったオリ曲、そして、KAT-TUN兄さんに貰った新曲。共通の曲もあったのにも関わらず最初から最後まで結構ハードなセトリだった。私はずっとテンション上がりっぱなしでパフォーマンスを見た。
新曲はバックについたツアーでは仕事の都合で5人で揃うことが難しかったため、サマパラが初めて5人での披露だ。イントロが流れ、ステージで構える5人を、力強く『UNIVERSE』を歌い上げる5人を見て、とっても昂った。それは死ぬほどかっこよくて、眩しかった。宇宙Sixが、どんどん好きになっていく。
MCでは仲良しなことを実感しつつ、みんなかわいいななんて思ったりして、すっごく楽しいライブだった。私はあの場所で初めて宇宙Sixがアイドルしてるのを見た。それでもっともっと好きになった。

宇宙Six好きになってよかったなぁ。そう強く思った日だった。
それぞれ舞台の出演が決まったりしながら、また慌ただしく一年は終わり、また年が明けた。
2019年1月17日。あの日のことも、私は一生忘れない。目黒くんが、Snow Manに兼任になった日。
あまりのショックに翌日寝込んでしまったくらいには衝撃的な出来事だった。学生だったからよかったが、社会人の人はもっと大変だっただろうと思う。
混乱して、咀嚼するのに精一杯で。ネガティブになることはなかったし、目黒くんを含め3人も好印象だったため、自分ではもう飲み込めたつもりだった。
だが、2月5日に出たブログを読んで私は嫌な感情を抱いて、ブログまで書いてしまった。今思えば、私はまだ飲み込みきれていなかったのだろう。ブログの内容を理解出来ず、彼に当たってしまった。容赦ない誹謗中傷の雨を受けながらの言葉を、どうして素直に捉えてあげられなかったか、ちゃんと味方になってあげられなかったかなと今は少し後悔している。
私は宇宙Sixだけではなかったために耐えられたが、宇宙Sixだけだった人はずっと辛かっただろう。Snow Manとっては+になることでも、宇宙Sixに+になるとは到底思えないし、そもそもこのまま5人がどうなるかも分からない。目黒くんが林くん脱退時に一番声を上げていたこともあり、恨みを買うことも少なくはなかった。思えばこの頃から彼は他の人にはない重たいものを背負わされていたのだと思う。
そうしてまだ落ち着ききっていないなかで30-Deluxさんとの第2弾のコラボである『のべつまくなし』が決まった。4人は出演、目黒くんは声のみとなった。申し込んだ時は外れてしまったものの、一般でチケットを取ることができたので今回は観劇した。
ここで去年の後悔が役立った。良くないわけないんだから絶対行ってやるという気持ちで、バイトで稼いだお金で躊躇なくチケットを買った。
ちょうど『のべつまくなし』が始まった辺りからSnow Manの方で『Ride on Time』の密着が始まった。それぞれを決意を聞く中、もう後には退けないんだなと思った。兼任することの責任、Snow Manとしてやっていく決意。そこにいるのは私が好きになった目黒くんだった。その頃には、たとえどんな結末になったとしても目黒くんを信じようと腹を括ったのである。
その間に私はSnow Manの単独、滝沢歌舞伎を見に行った。なんとか当たったチケットで見る初めての生でのSnow Man、初めての滝沢歌舞伎Snow Manの一員として胸を張ってステージに立つ彼はとても誇らしげでそこに迷いや怯えは一つもなかった。彼は南座新橋演舞場両方の千秋楽まで難なく走り切った。逃げたくなるような逆境の中、彼は逃げずに実力を100%以上発揮し、ファンに認められたのだ。
そして『のべつまくなし』の観劇日。そこでとんでもないミラクルに遭遇した。こんな時になんだが、その時の見学が目黒くんだったのだ。(ちなみにその時は深澤さんと佐久間も一緒だった)私は運良く席が近く、観劇している様子を見ることができた。目黒くんは自分の台詞を聞いて恥ずかしそうにしたり、原ちゃんが来て大笑いしていたりととても楽しそうに観劇していた。カーテンコールでは4人に呼ばれたりして、また忘れられない思い出が増えた。もちろん、4人も最高だった。キャラの個性を活かしつつもそれぞれの良さが光る演技と歌だった。他の演者さんも最高だったので見に行ってとてもよかった。
私の回ではなかったが、後に千秋楽で林くんとタイミングを合わせて来た時に5人で新曲を披露して、カーテンコールでは6人でステージに立ったという話を聞いてびっくりした。脱退すると疎遠になってしまうという勝手なイメージがあった為、そんなことありえるんだと思ったのと同時にとても嬉しかった。6人の絆は永遠なんだって思うことができたから。後にその時のことをりょうちゃんがテレファンでこうを言っていた。
「俺は一生、翔太を舞台に上げ続けるよ。宇宙が揃ったときはね。いつまで上げ続ける?って言われたら
なんでいつまでもだよって」(略省)
その言葉が物凄く沁みた。ああ、りょうちゃんの中では、宇宙Sixの中では今でも林さんはメンバーなんだ。同じステージに立つ仲間なんだ。そう思えたことがどれだけ希望を見出してくれたか。ISLAND TVで楽しそうに6人で宇宙Sixです、とポーズをするのを見て、宇宙Sixは永遠にこのメンバーなんだって思った。
5人と林くんは別れたわけじゃない。ただ離れた場所でやっているだけなんだと。
この一年の中で、彼が導き出した答えがこれだ。
そこに辿り着くまでにどれだけ悩んだのだろう。2018年の滝沢歌舞伎では目黒くんを通さないと会話できなかったりょうちゃんが、出した答え。皆も同じだったから、あのコラボが実現したのだ。
私には、もうそれだけで十分だった。たとえもう同じステージで同じ曲を歌うことはないとしても、その事実さえあれば、6人が繋がっていればそれでいいと思った。そのくらい、この出来事は印象に残っている。
そうして今日。目黒蓮Snow Manのデビュー発表と共に宇宙Sixの兼任を解除された。
目黒くんなら兼任だって上手くやってくれる。そう言いながらもどこか思っていた。いつか決断しなければいけない日が必ず来ると。だってどんなに頑張っても目黒くんは1人しかいない。分身できないから、どっちかに比重を傾けるしかない。そうして事務所は彼にSnow Manの仕事を与えた。りょうちゃんを筆頭に4人はずっと5人でライブがしたいと言い続けていたが、それに反比例するように個人の舞台でのお仕事がたくさん決まっていく。今日はそんな5人がようやく宇宙Sixできる日であった。5人でISLAND TVを撮ったのを見る中、どこかこんな風になるんじゃないかと思う自分がいた。宇宙Sixとして大切な日。りょうちゃんがそう言った時からずっと。今日が一区切りつく日なんだってことを無意識的に悟っていた。
会見によればSnow Manと同時デビューするSixTONESは6月末頃からデビューすることを知っていたそうだが、宇宙Sixのメンバーはいつからその事を知っていたのだろう。いつから別れを意識し始めていたのだろう。私がこんなことを思っているのは公演が終わった後のことで、始まる前は久々の5人をとても楽しみにしていた。そうして、本編が始まり、宇宙Sixが出てきた。そこにはちゃんと宇宙Sixとして衣装を来た目黒くんが4人と一緒にステージに立っていた。凄く嬉しかった。Snow Manとしてもステージに立つ姿は本当にかっこよかった。MCでSnow ManSixTONESのデビューが報じられた。マジか?!なんて思いつつ、実感がイマイチわかないまま、配信を見ていた。スノストでやってから他の各グループでのメドレーにて、MADEの次に来た宇宙Sixが披露したのは『UNIVERSE』だった。
私の中ではこの日一番の盛り上がりだった。短かったけど、5人がようやく宇宙Sixができた瞬間だった。
仲間たちに囲まれ、最高と叫んだ姿はとてもいきいきしていて、見ていてとても嬉しかった。
終演後に上がったあるレポを見て、胸に込み上げてきたものがあった。それは、keep onでのこと。反対側から歩いてきた目黒くんに4人が彼とハグをしたというものだ。笑顔で祝福する兄たちと、最後の最後少し躊躇いながらも目黒くんに促されて強くハグした原ちゃん。それだけで5人が今まで気付いてきた関係性が見えた気がした。そこにもきっと色んな葛藤があっただろう。それにも関わらず、4人は末っ子の新たな門出を祝ってくれた。
どうでもよければ、祝いたくなければ、わざわざ抱き着いたりなんかしないのだ。色んな思いを抱えながらも、心から祝福してくれた。それが嬉しかった。
宇宙Sixって最高だな、そう思った。もっともっと好きになった。そんな中、理不尽に告げられた兼任解除。
確かに、デビューするならこれからどうするんだろうとは思った。けれどこんなあっさり、こんな短く終わるとは思わなかった。
そこに恨みや怒りはない。けれどとても寂しい。
やっと5人で宇宙Sixできたのに。12月にライブをやるかもしれないという話もあったのに。のべつまくなしだって続編が決まったのに。宇宙Sixでやれることはこれからたくさんあったはずなのに………
Jr.はつくづくこういうのは理不尽だなと思う。美勇人の件もそうだったが、別れはいつだって唐突だ。
きっとそのうち本人から声明も出るだろうが、こんなおめでたい日のはずなのに最後の最後で事務所はとんでもないことをしてくれたなと思う。
その別れが、本人の口からではなく会見の流れでというのが嫌だ。そんな軽々しいものではないのに。
本人にも記者にもそんなつもりはないのだろう。解除されるのは遅かれ早かれ事実なのだ。今更変に隠す必要もない。でもそれがこのタイミングというのが最悪だった。TLの宇宙担が苦しんでいるのを見るとこっちまで辛くなってくる。誰も悪くないのだ。最後まで宇宙Sixを捨てまいと兼任を選んだ彼も、降りかかる理不尽に耐え続けてきた宇宙担も。
でも、こんな終わり方じゃあ、誰も納得できないじゃないか。宇宙Sixを捨てたんだと目黒くんを恨むしかなくなるじゃないか。負の連鎖は終わらないじゃないか。どうしてくれるんだよ、事務所のお偉いさんよ。
今日この日から、目黒くんはとても重たい十字架を背負わされることになる。別離から生まれる負の感情でできた十字架をきっと何年も。
これからは、その彼をSnow Manのメンバーが支えていくのだろう。でも忘れないでほしい。宇宙Sixという場所が、5人の仲間たちがいたことを。たとえ表記が外れても、目黒蓮はいつまでも宇宙Sixのメンバーだってことは、きっと揺るがない。
だってそれを、りょうちゃんが教えてくれたから。
宇宙Sixがある限り、宇宙Sixは6人なのだ。
私は宇宙Sixの中で、柔らかく笑う末っ子の目黒くんが好きだ。マイペースにえだりょを愛で、幸大くんに可愛がられ、原ちゃんにツンデレする君が、今までもこれからも大好きだ。それは変わらない。
6人だろうが、5人だろうが、4人だろうが、私は目黒くんが愛した宇宙Sixをこれからも好きで居続ける。
だって、目黒くんだけじゃなく、りょうちゃんも江田さんも、幸大さんも、原ちゃんも大好きだから。
目黒くん、デビューおめでとう。そして、宇宙Sixのセンターとしていてくれて、私を宇宙Sixに繋げてくれてありがとう。これからも応援し続けます。