さくの気ままブログ

語りたいことを語りまくるブログ。

宇宙Sixと目黒くんへ

2017年。ジャニーズを、ジャニーズJr.を好きになって少しの頃、先にジャニオタをしていた姉が、あるものを買ってきた。名前は『ヘアREMIX2018』
これに乗ってる宇宙Sixがかっこいいんだよ!!
姉にそう言われるがまま、私は素直にその雑誌のページを捲った。そこにはキラキラと輝く6人が載っていて、びっくりしたのと同時に惹かれたのを覚えている。その時までは宇宙Sixの存在は把握していたけど、認識しきれていなくて、かろうじて知っていたThey武道の知識からりょうちゃん、江田さん、林さんはなんとか認識していた。後の3人はさっぱり知らないまま。
そんな状態の中で、この雑誌と出会えたのは奇跡だと思う。ファッション雑誌なこともあり、ビジュアルは最強。内面を知らないのにも関わらず、そのとんでもない輝きに私は迷いなく手を伸ばした。
それが、私と宇宙Sixの出会いだった。
ビジュアル最強の6人の中で、一番惹かれたのが目黒蓮くんだった。クールそうな見た目にこの人だ!と思った。そうして、宇宙Sixを知った私は少ない情報をかき集めて彼らを知ろうとした。その頃にはもう湾岸がやっていたと思うけど、Jr.担はおろかジャニーズそのものが1年生だったので湾岸には参戦はできなかった。
テレガイの6人を見てかわいいと思ったりしながら、どんどん宇宙Six目黒蓮を好きになっていった。知れたことは多くない。人脈もなければそもそもの情報源がたくさんあったわけではなかったので、知れたことは断片的だったが、楽しかった。そんな中で、宇宙Sixの連載が始まることが決定した。初めてのブログ。まだ慣れない様子の文章を読みながら、本格的に始まったらどうなるんだろうと胸を踊らせた。その時は目黒くんはめぐさんただよぉとか言っていたのでちょうどクリスマスシーズンだったのだろう。年末、来年宇宙Sixが30-Deluxさんと初単独主演舞台をやると告知されて2017年は終わった。
そうして年は明け、Jr.祭り2018が発表されたりと年始から忙しい中、私は大きなミスを犯した。
その時はお金に余裕がなかったのと、目先のJr.祭りに集中してしまったためにその舞台の申し込みをしなかったのである。申込期間当初はなんともなかったものの、せめて物販だけでも行こうとないお金をかき集めていった時、一番後悔した。その時はクリアファイルの他に台本を購入したのだが、ストーリーが最高だったのである。中で会計待ちしている間に聞こえる劇場での声を聴きながら、なんで私はこれをちゃんと見ようとしなかったんだろうととても後悔した。
それと同時期に、林さんの脱退が発表された。まだ知って一年も経ってないのに。そんな寂しい思いを抱えていた時、目黒くんが更新してくれたブログが私を励ましてくれた。どんな言葉も受け止める。そんな器の大きさが人として惚れた。不器用だけど、嘘偽りのないまっすぐな言葉。私は彼がもっと好きになった。それは4月5日の出来事である。
春はあっという間に過ぎて8月がやってきた。サマパラは自名義が全滅したので絶望的だったのだが、ご縁があり、宇宙Sixの単独をお譲りしていただいたのだ。立ち見の席で、少し見づらかったけどあの時のことは一生忘れない。湾岸でやった曲をやりつつ、先輩の曲やサーデラさんに貰ったオリ曲、そして、KAT-TUN兄さんに貰った新曲。共通の曲もあったのにも関わらず最初から最後まで結構ハードなセトリだった。私はずっとテンション上がりっぱなしでパフォーマンスを見た。
新曲はバックについたツアーでは仕事の都合で5人で揃うことが難しかったため、サマパラが初めて5人での披露だ。イントロが流れ、ステージで構える5人を、力強く『UNIVERSE』を歌い上げる5人を見て、とっても昂った。それは死ぬほどかっこよくて、眩しかった。宇宙Sixが、どんどん好きになっていく。
MCでは仲良しなことを実感しつつ、みんなかわいいななんて思ったりして、すっごく楽しいライブだった。私はあの場所で初めて宇宙Sixがアイドルしてるのを見た。それでもっともっと好きになった。

宇宙Six好きになってよかったなぁ。そう強く思った日だった。
それぞれ舞台の出演が決まったりしながら、また慌ただしく一年は終わり、また年が明けた。
2019年1月17日。あの日のことも、私は一生忘れない。目黒くんが、Snow Manに兼任になった日。
あまりのショックに翌日寝込んでしまったくらいには衝撃的な出来事だった。学生だったからよかったが、社会人の人はもっと大変だっただろうと思う。
混乱して、咀嚼するのに精一杯で。ネガティブになることはなかったし、目黒くんを含め3人も好印象だったため、自分ではもう飲み込めたつもりだった。
だが、2月5日に出たブログを読んで私は嫌な感情を抱いて、ブログまで書いてしまった。今思えば、私はまだ飲み込みきれていなかったのだろう。ブログの内容を理解出来ず、彼に当たってしまった。容赦ない誹謗中傷の雨を受けながらの言葉を、どうして素直に捉えてあげられなかったか、ちゃんと味方になってあげられなかったかなと今は少し後悔している。
私は宇宙Sixだけではなかったために耐えられたが、宇宙Sixだけだった人はずっと辛かっただろう。Snow Manとっては+になることでも、宇宙Sixに+になるとは到底思えないし、そもそもこのまま5人がどうなるかも分からない。目黒くんが林くん脱退時に一番声を上げていたこともあり、恨みを買うことも少なくはなかった。思えばこの頃から彼は他の人にはない重たいものを背負わされていたのだと思う。
そうしてまだ落ち着ききっていないなかで30-Deluxさんとの第2弾のコラボである『のべつまくなし』が決まった。4人は出演、目黒くんは声のみとなった。申し込んだ時は外れてしまったものの、一般でチケットを取ることができたので今回は観劇した。
ここで去年の後悔が役立った。良くないわけないんだから絶対行ってやるという気持ちで、バイトで稼いだお金で躊躇なくチケットを買った。
ちょうど『のべつまくなし』が始まった辺りからSnow Manの方で『Ride on Time』の密着が始まった。それぞれを決意を聞く中、もう後には退けないんだなと思った。兼任することの責任、Snow Manとしてやっていく決意。そこにいるのは私が好きになった目黒くんだった。その頃には、たとえどんな結末になったとしても目黒くんを信じようと腹を括ったのである。
その間に私はSnow Manの単独、滝沢歌舞伎を見に行った。なんとか当たったチケットで見る初めての生でのSnow Man、初めての滝沢歌舞伎Snow Manの一員として胸を張ってステージに立つ彼はとても誇らしげでそこに迷いや怯えは一つもなかった。彼は南座新橋演舞場両方の千秋楽まで難なく走り切った。逃げたくなるような逆境の中、彼は逃げずに実力を100%以上発揮し、ファンに認められたのだ。
そして『のべつまくなし』の観劇日。そこでとんでもないミラクルに遭遇した。こんな時になんだが、その時の見学が目黒くんだったのだ。(ちなみにその時は深澤さんと佐久間も一緒だった)私は運良く席が近く、観劇している様子を見ることができた。目黒くんは自分の台詞を聞いて恥ずかしそうにしたり、原ちゃんが来て大笑いしていたりととても楽しそうに観劇していた。カーテンコールでは4人に呼ばれたりして、また忘れられない思い出が増えた。もちろん、4人も最高だった。キャラの個性を活かしつつもそれぞれの良さが光る演技と歌だった。他の演者さんも最高だったので見に行ってとてもよかった。
私の回ではなかったが、後に千秋楽で林くんとタイミングを合わせて来た時に5人で新曲を披露して、カーテンコールでは6人でステージに立ったという話を聞いてびっくりした。脱退すると疎遠になってしまうという勝手なイメージがあった為、そんなことありえるんだと思ったのと同時にとても嬉しかった。6人の絆は永遠なんだって思うことができたから。後にその時のことをりょうちゃんがテレファンでこうを言っていた。
「俺は一生、翔太を舞台に上げ続けるよ。宇宙が揃ったときはね。いつまで上げ続ける?って言われたら
なんでいつまでもだよって」(略省)
その言葉が物凄く沁みた。ああ、りょうちゃんの中では、宇宙Sixの中では今でも林さんはメンバーなんだ。同じステージに立つ仲間なんだ。そう思えたことがどれだけ希望を見出してくれたか。ISLAND TVで楽しそうに6人で宇宙Sixです、とポーズをするのを見て、宇宙Sixは永遠にこのメンバーなんだって思った。
5人と林くんは別れたわけじゃない。ただ離れた場所でやっているだけなんだと。
この一年の中で、彼が導き出した答えがこれだ。
そこに辿り着くまでにどれだけ悩んだのだろう。2018年の滝沢歌舞伎では目黒くんを通さないと会話できなかったりょうちゃんが、出した答え。皆も同じだったから、あのコラボが実現したのだ。
私には、もうそれだけで十分だった。たとえもう同じステージで同じ曲を歌うことはないとしても、その事実さえあれば、6人が繋がっていればそれでいいと思った。そのくらい、この出来事は印象に残っている。
そうして今日。目黒蓮Snow Manのデビュー発表と共に宇宙Sixの兼任を解除された。
目黒くんなら兼任だって上手くやってくれる。そう言いながらもどこか思っていた。いつか決断しなければいけない日が必ず来ると。だってどんなに頑張っても目黒くんは1人しかいない。分身できないから、どっちかに比重を傾けるしかない。そうして事務所は彼にSnow Manの仕事を与えた。りょうちゃんを筆頭に4人はずっと5人でライブがしたいと言い続けていたが、それに反比例するように個人の舞台でのお仕事がたくさん決まっていく。今日はそんな5人がようやく宇宙Sixできる日であった。5人でISLAND TVを撮ったのを見る中、どこかこんな風になるんじゃないかと思う自分がいた。宇宙Sixとして大切な日。りょうちゃんがそう言った時からずっと。今日が一区切りつく日なんだってことを無意識的に悟っていた。
会見によればSnow Manと同時デビューするSixTONESは6月末頃からデビューすることを知っていたそうだが、宇宙Sixのメンバーはいつからその事を知っていたのだろう。いつから別れを意識し始めていたのだろう。私がこんなことを思っているのは公演が終わった後のことで、始まる前は久々の5人をとても楽しみにしていた。そうして、本編が始まり、宇宙Sixが出てきた。そこにはちゃんと宇宙Sixとして衣装を来た目黒くんが4人と一緒にステージに立っていた。凄く嬉しかった。Snow Manとしてもステージに立つ姿は本当にかっこよかった。MCでSnow ManSixTONESのデビューが報じられた。マジか?!なんて思いつつ、実感がイマイチわかないまま、配信を見ていた。スノストでやってから他の各グループでのメドレーにて、MADEの次に来た宇宙Sixが披露したのは『UNIVERSE』だった。
私の中ではこの日一番の盛り上がりだった。短かったけど、5人がようやく宇宙Sixができた瞬間だった。
仲間たちに囲まれ、最高と叫んだ姿はとてもいきいきしていて、見ていてとても嬉しかった。
終演後に上がったあるレポを見て、胸に込み上げてきたものがあった。それは、keep onでのこと。反対側から歩いてきた目黒くんに4人が彼とハグをしたというものだ。笑顔で祝福する兄たちと、最後の最後少し躊躇いながらも目黒くんに促されて強くハグした原ちゃん。それだけで5人が今まで気付いてきた関係性が見えた気がした。そこにもきっと色んな葛藤があっただろう。それにも関わらず、4人は末っ子の新たな門出を祝ってくれた。
どうでもよければ、祝いたくなければ、わざわざ抱き着いたりなんかしないのだ。色んな思いを抱えながらも、心から祝福してくれた。それが嬉しかった。
宇宙Sixって最高だな、そう思った。もっともっと好きになった。そんな中、理不尽に告げられた兼任解除。
確かに、デビューするならこれからどうするんだろうとは思った。けれどこんなあっさり、こんな短く終わるとは思わなかった。
そこに恨みや怒りはない。けれどとても寂しい。
やっと5人で宇宙Sixできたのに。12月にライブをやるかもしれないという話もあったのに。のべつまくなしだって続編が決まったのに。宇宙Sixでやれることはこれからたくさんあったはずなのに………
Jr.はつくづくこういうのは理不尽だなと思う。美勇人の件もそうだったが、別れはいつだって唐突だ。
きっとそのうち本人から声明も出るだろうが、こんなおめでたい日のはずなのに最後の最後で事務所はとんでもないことをしてくれたなと思う。
その別れが、本人の口からではなく会見の流れでというのが嫌だ。そんな軽々しいものではないのに。
本人にも記者にもそんなつもりはないのだろう。解除されるのは遅かれ早かれ事実なのだ。今更変に隠す必要もない。でもそれがこのタイミングというのが最悪だった。TLの宇宙担が苦しんでいるのを見るとこっちまで辛くなってくる。誰も悪くないのだ。最後まで宇宙Sixを捨てまいと兼任を選んだ彼も、降りかかる理不尽に耐え続けてきた宇宙担も。
でも、こんな終わり方じゃあ、誰も納得できないじゃないか。宇宙Sixを捨てたんだと目黒くんを恨むしかなくなるじゃないか。負の連鎖は終わらないじゃないか。どうしてくれるんだよ、事務所のお偉いさんよ。
今日この日から、目黒くんはとても重たい十字架を背負わされることになる。別離から生まれる負の感情でできた十字架をきっと何年も。
これからは、その彼をSnow Manのメンバーが支えていくのだろう。でも忘れないでほしい。宇宙Sixという場所が、5人の仲間たちがいたことを。たとえ表記が外れても、目黒蓮はいつまでも宇宙Sixのメンバーだってことは、きっと揺るがない。
だってそれを、りょうちゃんが教えてくれたから。
宇宙Sixがある限り、宇宙Sixは6人なのだ。
私は宇宙Sixの中で、柔らかく笑う末っ子の目黒くんが好きだ。マイペースにえだりょを愛で、幸大くんに可愛がられ、原ちゃんにツンデレする君が、今までもこれからも大好きだ。それは変わらない。
6人だろうが、5人だろうが、4人だろうが、私は目黒くんが愛した宇宙Sixをこれからも好きで居続ける。
だって、目黒くんだけじゃなく、りょうちゃんも江田さんも、幸大さんも、原ちゃんも大好きだから。
目黒くん、デビューおめでとう。そして、宇宙Sixのセンターとしていてくれて、私を宇宙Sixに繋げてくれてありがとう。これからも応援し続けます。